静岡県で2店舗、ハーレーを中心にエンジンチューニングを行っているカスタムショップ・HSC。年間100台を超える台数をこなしている実績は膨大なデータを生み出し、それは様々な車種年式のモデルにレスポンス良く対応でき、ユーザーが求めるイメージを具体化するための大きな財産となっている。
●文/まとめ:森下光紹 ●取材協力:HSC沼津 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン2020年モデルと最新カスタムを一挙紹介する『WITH HARLEY(ウィズハーレー)』vol.2が新発売!! まずはLOWRIDER(ローライダー)、FXDR114、DELUXE[…]
どのモデルでも最高の走りを提供するのがポリシー
HSCでは、ハーレーらしいパワーフィーリングを徹底的に追求し、多様なニーズに答えるチューニングメニューを用意。特に新型のミルウォーキーエイトでは、中速域からの伸びが足らない印象を解決するための方法として、様々なことにトライしている。
「ノーマルの吸排気システムのままでも、チューニングを施せばスムーズで乗りやすいエンジンが表現できます。高速域や加速感をパワフルにするなら、カム交換やボアアップ等、様々なメニューが考えられますね。ただのパワーアップチューニングではなくて、ライダーの要望に沿ったチューニングを実施しています」
最新のハーレーは、ノーマルでは低回転時から中間加速まではガソリンが薄い設定。しかし、アクセルをワイドオープンさせると、逆にガソリンを濃くしていることが判明している。それは高回転時のエンジンブロックを守るという意味合いが強いのだが、飛ばすほど燃費が悪く、走行フィーリングがやや重い印象になってしまうのは残念なことだ。
HSC代表の佐々木さんは、チューニングオペレーターとして多くのニーズに応えてきた。パワーのみ追求しても乗りにくいエンジンでは意味がない。だから少しのアクセル開度でも乗りやすくスムーズなエンジンであることを追求しているのである。
チューニングの目的は、バイクのトータルバランスを最適化すること。そのために独自のパーツも積極的に開発し、販売し続けるのもこのショップの特徴だ。代表的なパーツは、分解できるカートリッジ式の高性能オイルフィルターや、確実な点火を保証するハイパーコンデンサーなど。様々なヒット商品をこれまで数多く提供し続けてきた。
高性能エンジンを最良の状態でライディングする。そのためにHSCはチューニングメニューを数多く揃える。現在、ダイノマシンを沼津店と静岡店に2台設置。そして、なんと移動式チューニングルームとして、トラックの荷台にも設置しており、各地でデモンストレーションを予定している。
HSC沼津/静岡
あなたにおすすめの関連記事
「ハーレーダビッドソンプラザ伊丹」は、兵庫県伊丹市の国道171号線に面する便利な立地に店を構える。新車や中古車販売のほか、オリジナルパーツの製作・販売も行い、カスタムにも定評がある。 イベントやツーリ[…]
「フォレストウィング」は、カスタムやチューニング以外にも、レンタルできるハーレーや、オリジナル商品の開発、様々なパーツのネット販売、そしてなんと今回はマフラーをレンタルできるシステムも立ち上げた。 「[…]
マイパフォーマンスのフロントマンである本間さんは、とにかくツーリングが大好き。なんと数年前に大企業を退職してこのショップのスタッフになったという。それほどハーレーが大好き、ツーリングが3度のメシよりも[…]
2001年の創業以来、国産バイクの販売やカスタムをメインに手がけ、信頼と実績で好評を博してきたモーターガレージグッズが、ついにハーレー専門サービスショップを立ち上げた。その名も「GLEAMING WO[…]
どこから説明するべきか、隅々まで抜かりのない仕上がりを見せるXL1200R(2005年式)。ロアマウントタンクをはじめ、軽量アルミフェンダー、レースタイプのフルチタン・デュアルマフラー、バンク角を稼ぐ[…]
最新の記事
- 1
- 2