原付二種クラスは125ccを中心に近頃大人気。コストパフォーマンスの良さに加え近年のアジア市場の拡大も相まって、ラインナップは増加の一途だ。中でもホンダはこのトレンドを強力に牽引。前ページのカブファミリーに続いて、本ページではレジャーバイク編としてホンダ モンキー125/グロム、カワサキZ125プロを紹介する。
●文:沼尾宏明、宮田健一 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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ホンダ モンキー125/ABS:大きくなってもモンキーはモンキー
グロム系の125cc横型空冷エンジンを搭載し、前後12インチのホイールで車体サイズも50時代よりもひと回り大きくなったが、その愛らしいフォルムは不変の新世代モンキー。地面を蹴ってのんびりトコトコ走るモンキーらしさはそのままに、スロットルを開ければ排気量アップによって幹線道路の流れにも十分乗れるパワーを発揮。ブレーキも前後ディスクとなって安心した制動力が得られるようになったほか、STDより3万3000円高でABS仕様も用意されている。登場したのは’18年で、’19年夏には新色ブルーも追加され全3色がラインナップ。ヘッドライトをはじめとした灯火類はすべてLEDとなっており、メーターも反転液晶のデジタルタイプ。メッキパーツもふんだんに奢られており、質感や所有感も満足させてくれる仕上がりとなっている。
ホンダ グロム:元気に走れる12インチスポーツ
前後12インチホイールと4速横型空冷エンジンのミニスポーツモデル。フロントに倒立フォーク、リヤにモノショックのサスを持ち、ブレーキは前後ディスクと足まわりも本格的。デジタルメーターやLEDヘッドライト&テールランプなどで装備も充実している。ABSの装着はなし。’17からグレー、ホワイト、レッドの3カラーで発売されている。
カワサキ Z125プロ:’20モデルに新色追加
グロムと双璧をなす12インチサイズのスポーツモデルでZシリーズの末弟。4速マニュアルミッションの空冷横型エンジンを採用し、倒立フォークや右にオフセットされたリヤモノショックを持っている。メーターにはギヤポジションインジケーターも装備。’20モデルはグレーとホワイトの新色2種にて販売中。
近年人気が高まるばかりの原付二種クラス。レジャー系バイクに続いて、次ページではスポーツバイク編としてホンダ CB125R、スズキ GSX-R125/GSX-S125の3台を紹介する。
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