CT125ハンターカブ、クロスカブ、スーパーカブ

’20新車バイク総覧〈110〜125cc原付二種|国産車#1/5〉ホンダ カブファミリー

  • 2020/2/20
’20新車バイク総覧〈110〜125cc原付二種|国産車#1/5〉ホンダ カブファミリー

原付二種クラスは125ccを中心に近頃大人気。コストパフォーマンスの良さに加え近年のアジア市場の拡大も相まって、ラインナップは増加の一途だ。中でもホンダはこのトレンドを強力に牽引。国民的バイク・スーパーカブから派生したモデルとして、発売予想が’20年6月と目されるCT125ハンターカブを筆頭に、スーパーカブC125、クロスカブ110、スーパーカブ110の4モデルを取り揃える。

●文:沼尾宏明、宮田健一

CT125ハンターカブ:往年の名車が令和の世にリバイバル

アップマフラーやハイマウント吸気ダクトなど数々の独自パーツを奢り、他にはない個性で人気を博したCT110。’80年の登場後もほぼ姿を変えずに輸出され、’12年で惜しくも生産終了となった。そのリバイバル作が’19東京モーターショーで披露されたCT125で、’20年6月頃(YM本誌予想)に「CT125ハンターカブ」として発売されることになった。

スーパーカブC125をベースに、CTのシンボルであるマフラーをはじめ、エンジンガード、燃料タンク、リヤキャリアなどの外装を新設計。中でも白眉は吸気ダクトだ。水没を想定し、エアクリーナーをサイドに設置。吸入口をキャリア天面に置いた。ホンダ製バイクでは唯一CTのみの装備だったが、これも見事に再現したのだ。軽い車体で、山野さらには水の中さえ走破するスモール冒険バイク――外見だけでなく、コンセプトまで元ネタに忠実な意欲作だ。

ホンダ CT125ハンターカブ

【’20 HONDA CT125 HUNTER CUB】■空冷4スト単気筒SOHC 124cc ■タイヤF=2.75-17 R=3.00-17 ●YM予想価格:44万円 ●発売予想時期:’20年6月下旬

ホンダ CT125ハンターカブ

カラーバリエーションは赤とベージュの2色展開。

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スーパーカブC125:歴代最大かつゴージャスなカブ

初代スーパーカブC100のイメージに現代的なモダンさを融合し、質感の高いパーツを奢ったプレミアム仕様のC125。カブ誕生60周年の節目である’18年にデビューした。歴代最大の125ccユニットは、海外仕様のウェーブ125iを基に出力をアップ。フレームは剛性を高めた専用品で、フロントディスクブレーキやアルミキャストホイールの足まわりも与える。そして何より、初代のフォルムを再現することに多大な熱量を注いだ。初代C100の通称カモメハンドルは専用の樹脂カバーで、レッグシールドから車体後端のS字ラインは樹脂より薄い鋼板プレス成形品で再現。エンブレムも初代ロゴのオマージュとなる。走りは意外にも高回転を使いたくなる元気な特性。眺めてよし、走ってよしのカブだ。

ホンダ スーパーカブC125

【’19 HONDA SUPER CUB C125】■空冷4スト単気筒SOHC 124cc 9.7ps/7500rpm 1.0kg-m/5000rpm ■ 110kg(装備) シート高780mm 3.7L ■タイヤF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:40万7000円 ●販売中

ホンダ スーパーカブC125

アナログ速度計と液晶で構成するメーターは、二重のクロームメッキトリムで質感抜群。ギヤ段数も示す。

ホンダ スーパーカブC125

灯火類は全てLED。丸眼ヘッドライトをはじめ、テールランプやウインカーなど、形状&位置は初代をイメージしている。

ホンダ スーパーカブC125

’19モデルでレトロなグレー×ホワイトを追加。 シートもグレーのツートーンだ。

クロスカブ110/くまもんバージョン:冒険できちゃう野生派カブ

スーパーカブ110をベースに、オフテイストを与えたレジャーバイク「クロスカブ110」。専用のヘッドライトガードやレッグシールドを省略したフレームカバー、スリット入りのヒートガードなどでワイルドな雰囲気を醸し出す。前後17インチのセミブロックタイヤを履き、2人乗りもOKだ。「くまモン」バージョンは専用色とエンブレムを採用し、足跡柄シートもかわいらしい。

ホンダ クロスカブ110

【’19 HONDA CROSS CUB 110/くまモンVersion】■空冷4スト単気筒SOHC 109cc 8.0ps /7500rpm 0.87kg-m/5500rpm ■106kg(装備) シート高784mm 4.3L ■タイヤF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:34万1000円~ ●発売中

ホンダ クロスカブ110/くまモンバージョン

イエローが110専用色。グリーン(上左)とベージュ(上右)は50との共通カラーだ。価格は、くまモンバージョン(下)のみ+1万1000円となる。

スーパーカブ110:愛らしいフォルムの4代目

’58年のシリーズ誕生以来、世界累計生産1億台を突破した驚異のコミューター・スーパーカブ。4代目となる’18年モデルで伝統の丸目1眼に回帰し、丸みを帯びた外装を採用した。自動遠心クラッチ+4段リターンの心臓はクラッチ操作要らず。粘り強く、トコトコした走りが時代を超えて愛されている。LEDヘッドライトによって、ハンドルまわりは軽量コンパクトだ。

ホンダ スーパーカブ110

【’19 HONDA SUPER CUB 110】■空冷4スト単気筒SOHC 109cc 8.0ps/7500rpm 0.87kg-m/5500rpm ■99kg(装備) シート高735mm 4.3L ■タイヤF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:28万500円 ●販売中

ホンダ スーパーカブ110

街中やレジャーで映えるのは、ポップなメタリック青、全身を白で統一したクラシカルホワイト、シックなベージュ。ビジネス風の緑、紺も選べる。

近年人気が高まるばかりの原付二種クラス。シーンを牽引するカブファミリーに続いて、次ページではレジャーバイク編としてホンダ モンキー125/グロム、カワサキZ125プロを紹介する。

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