寒い冬場を乗り切る必須アイテム・グリップヒーター。キジマの新製品「GH10」は、グリップ手元で操作できる一体型スイッチやバッテリーを保護する低電圧時のオートOFF機能などを備える。長年進化を続けてきた同社のグリップヒーターがまた一歩前進した。
●文:宮田健一 ●写真:松井慎 ●取材協力:キジマ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
スロットルパイプ一体化で取り付け作業も簡単に
キジマのグリップヒーター「GH10」は、新たにスロットルパイプがグリップと一体化されて極限までスリム化。 ついにノーマルと同じ外径Φ32㎜を達成することに成功し、純正時とまったく違和感ないハンドル操作ができるようになった。
さらに、スロットルパイプの一体化で取付作業が簡単になったのも大きなポイント。というのも、これまでの別体型では純正スロットルパイプにリブ(突起物)が設けられている車種も多く、それらをいちいち削る必要があったからだ。自分で取り付けられるユーザーはもちろん、ショップ依頼の作業でもそれだけスムーズに進んでくれる。GH10には3種のスロットルアダプターが付属しており、幅広い車種に適応。取付確認ができた車両は同社のHPで適時公開されているので要チェックだ。
グリップ内は全周ヒーターが内蔵され、左グリップのスイッチで5段階+OFFに温度調整可。作動後すぐに温度が上昇するので、ツーリングはもとより朝の忙しい通勤時にも便利なアイテムだ。
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