2022年、やっと通常開催できるようになった「コヨーテキャンプミーティング」。ゴールデンウィークに開催されている、北関東のハーレーユーザーにはおなじみのイベントだ。新たな会場には、数多くの参加者がキャンプミートを楽しんだ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(森下光紹) ●外部リンク:遠藤自動車サービス
2022年は、会場を渡良瀬川沿いに変更して開催!
“集う”という行為が自主規制となったこの数年。しかし、コヨーテミーティングは徹底的なマナーの実施で2021年にも開催され、見事にパンデミックを抑え込んだ。バイクは元々開放的な乗り物で、新型コロナ禍にあってその存在意義が見直されているとともに、屋外でのイベントについては問題ないという証明にもなっただろう。
参加者にはもちろん大声を出すなどの行為はなく、マナーを心得て、従来ならばおおいに盛り上がるロックバンドのライブ演奏などは今回も控えるというスタンスが継承され、落ち着いた雰囲気のキャンプミートとなった。
広い河川敷が会場で、前日までの雨で予定していた出店ブースがぬかるみとなってしまう等のアクシデントもあったが、参加者全員がバランスを考えて敷地内を効率よく使用するという”あうんの呼吸”となっていくのも、このコヨーテミーティングの特徴である。特別な数日間を楽しむ方法を、キャンプ好きなハーレー乗りたちは熟知しているのだ。
主催する遠藤自動車サービスの遠藤社長も、もちろんキャンプ。今回はロシアによるウクライナ侵攻という時代背景もあり、参加費の一部と募金はその復興支援として提供されることになった。
会場入りするハーレーは新旧様々なモデルで、さながら河川敷全体が屋外ミュージアムのようでもある。第二次大戦以前のレアモデルやビンテージのチョッパー、最新モデルをフルカスタムした車両。そして、もちろん遠藤自動車製作のカスタムバイクも数多く会場に展示されていた。
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