
デビュー時は2スト125で敵ナシ状態!
1982年のヤマハRZ125が生んだムーブメントは、高速道路へ入れないマイナーな125スポーツだったのを、2ストの水冷化で通勤通学だけでなくレースへ興じる層が加わり、生産台数が稼げるクラスとしてNewモデルが投入されるようになった。
そのRZ125を真っ向から叩きにいったのがカワサキのAR125。
世界チャンピオンを獲得した、お得意ロータリーバルブ吸気にリードバルブを加えたRRISで、中速域から段違いにトルキーだった強みをさらに低回転域までワイドな力強さを得た水冷2ストの最強22PSパワーユニットで、向かうところ敵ナシの活躍ぶりだった。
しかし、それを黙って見過ごさないのが当時のホンダだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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