
●記事提供: ライドハイ編集部
ルーツは砂漠の戦場!? 1980年代ダカール・ラリーでBMWが新しいカテゴリーを生んだ
最近Newモデル情報で見かけることの多いアドベンチャー・ツアラー。今までのツアラーとは異なり無骨で逞しい。砂漠や大自然の中を駆けるサバイバルなイメージが、どうして旅バイクとオーバーラップするのか。
まずアドベンチャー・ツアラーというカテゴリーを知る上で、なくてはならないのがBMWのR80G/Sというルーツ。
フランスの冒険好きたちが四駆やオフロードバイクでチャレンジをはじめたダカール・ラリーだが、ここに意外な挑戦者が現れた。ほとんどがアメリカなど過酷なデザートラリーで活躍してきたビッグシングルだった中に、当時ツーリングバイク専業に思われていたジェントルの代表格で水平対向ボクサーのBMWが参加してきたのだ。
しかしBMWは既に勝算があった。第二次大戦の戦車が主役のアフリカ戦線で、BMWの軍用バイクは砂漠地帯の偵察任務で高い機動性を誇り、ドイツ軍に大きなアドバンテージをもたらしていた。アメリカ軍はハーレーに水平対向の軍用バイクをつくらせたほど、不整地を高速でカッ飛んでいくサバイバルさに圧倒されていたからだ。そう、ボクサーはもともと砂漠に強かったのである。
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