
未舗装の林道やドロドロのコースを走行したオフロード車の泥汚れは難敵だ。本記事では、ダートフリークのオリジナルケミカルブランド・Flat-LAB(フラットラボ)より、特に頑固な泥汚れに対抗すべく開発された新製品「BIKE WASH(バイクウォッシュ)」を紹介する。
●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃) ●外部リンク:ダートフリーク
高圧洗浄で落としきれないフェンダー裏やホイールリムにも
「バイクウォッシュ」の液性は弱アルカリ性で、汚れた部分に水をかけた後にスプレーすることで、洗浄成分が科学的に汚れを分解し、界面活性剤が吸着して引きはがす。このメカニズムは食器用洗剤でも同様だが、バイクウォッシュには泥汚れに対して効果的な成分が配合されているのが特長。
高圧洗浄で汚れを落としても砂利が残りがちなフェンダー裏やホイールリムも、ザラつきなく洗浄できるのは、通常のバイクシャンプーとの違いと言って良いだろう。
舗装路だけを走るバイクにとって、こびり付くような泥汚れは縁遠いかも知れないが、樹脂やゴム部品や塗装に悪影響を与えない特性は、ツーリングや日常の雨天走行で車体下部に砂利が付着したオンロード車の洗車にも、安心して使用できる利点がある。
オフ好きはもちろん、洗車好きにとって要注目のクリーナーである。
【ダートフリーク フラットラボ バイクウォッシュ】スプレーガンボトル入り1L/詰め替えボトル4Lに加えて、写真には写っていないが18Lの詰め替えタンク(2万4200円)もある。薄い紫色の洗浄液はほぼ無臭で、アルカリ性洗剤にありがちなヌルヌル感も気にならない。●内容量:1L/4L ●価格:1760円/6160円
未舗装の林道ツーリングやオフロードコース走行後に泥まみれになるのは、トレール車の日常茶飯事。簡単にきれいになれば最高だ。
乾いた泥にバイクウオッシュをスプレーしても浸透しないので、汚れた部分を水で洗い流す。高圧洗浄機で泥を押し込まないように。
粘度の高い泥など洗浄部分を狙ってスプレーする。金属やゴムに悪影響がないので、サスペンションやドライブチェーンにも使える。
汚れに浸透して浮き上がるが、ブラシで補助しても良い。塗布後5分ほど待ってから、水でしっかりすすぎ、柔らかい布で拭き上げる。
ライディングギアや外装の泥/土汚れにもスプレーできる。泥汚れに注力して開発した成分のおかげか、すすぎ後に砂利の残りが少なく、車体各部の水滴をタオルで拭き取った後のザラザラした感触も少なく感じた。
※本記事は“モトメカニック”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
もはや必需品!? ドラレコとホットグリップを取り付ける ネットニュースでも映像が頻繁に公開されているが、自分の身を守るためにバイクでも装着した方が良いのがドライブレコーダー。車載モニターの有無や取り付[…]
絶版車なら珍しくないサビ具合 ピカピカと光り手触りもツルツルなクロームメッキ表面には、目に見えないサイズ(大きなもので8μmほど)のピンホールが無数に存在する。これに対して一般的な装飾クロームメッキの[…]
クニペックス:ストレートタイプのプライヤーは初の試みにして大ヒット グリップを開いて長穴をずらして開口幅を調整するプライヤーと異なり、クニペックスはウォーターポンププライヤーのコブラのようなプッシュボ[…]
正立式フロントフォークのオーバーホール 本企画の前編では、カワサキ バリオスのフロントフォークのオーバーホールで必要となる部品の紹介と、作業前に必要なインナーチューブの曲がりの有無の確認をした。なお、[…]
消耗/補修部品分野で純正部品と同等の性能を持つ、NTBの「規格部品」 「エンジンオイルは潤滑油であるとともに機能パーツのひとつでもある」といわれるのと同様に、フロントフォークのフォークオイルにもにもサ[…]
最新の記事
- 「カワサキ初のレーサーレプリカ」ライムグリーンカラーを導入した初の大排気量車:カワサキZ1000R【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 1
- 2