
2月4日の個展初日、アートギャラリー “CAPSULE”にはオープン前から多くの人が並んでいたという。46Worksが個展を開くのは初めてのことだから、その期待感が高いのは当然である。しかも46Worksのバイクが1箇所に5台も集まるのは初めてのことなのだ。46Worksの世界観を知り、代表である中嶋志朗さんと話せる機会とあり、初日は最後まで多くのファンが集まった。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:小川勤 ●外部リンク:46Works
個展は12日(日)まで開催
「オープン前からたくさんの方が並んでくれていてビックリしました。誰も来てくれなかったらどうしようかと思ってましたから」と46Works代表の中嶋さんは笑う。
僕が訪れたのは、個展初日の15時くらいだったが、会場内は写真を撮るのが難しいほど多くの方で賑わっていた。スマホやカメラを片手に、車両の下側を覗き込んでいる人もいる。中には「大阪からきました」というファンの方も。
会場内には5台のバイクが並び、こうして見ると46Worksの世界観がよく伝わってくる。OHVのBMWやモト・グッツィがメインだが、奥には新しいBMW R nineTをベースしたバイクも鎮座。新旧のバイクがあるが、すべてが46Worksらしく仕上げられている。
「俺も自分の作ったバイクがこんなに集まったの初めて見ましたよ(笑)」と中嶋さん。確かに完成したらすぐに納車となるため、当然である。
「YouTube見てます!」と言って中嶋さんにサインをもらう若いライダーが多かったのも印象的。46Worksは自らがメディアとなり様々なアイテムの制作過程をYouTubeで発信。でもその実車を見る機会はなかなかないため、ここで答え合わせをしているような方が多いのかもしれない。
個展は2月12日(日)まで開催されているので、是非とも足を運んでいただきたい。
【46works個展”全開か否か”】開催概要
・開催期間:2月4日(土)〜12日(日)
・開催時間:12:00〜19:00(最終日のみ〜17:00)
・入場料:無料
・展示車両:BMWおよびモト・グッツィのカスタムバイク5台
・場所:アートギャラリー “CAPSULE” 東京都世田谷区池尻 2-7-12 B1F
※バイクは、ギャラリー建物入り口スペースに駐車可能。 通行及び騒音への配慮をお願いします。
BMW R nineT 46works Clubman Racer
1987 モト・グッツィ ル・マン1000
46Worksのロードスターシリーズ。今回集まったバイクの中ではアップライトなポジションが与えられている。フレームも大幅に加工してこのスタイルを実現。ル・マン1000の面影はエンジンにしかない……。
1992 BMW R100RS
1991 BMW R100RS
1970 BMW R75/5 レーサー
中嶋さんが駆るレーサー。他のカスタムと異なり、バンク角を稼ぐためエンジンの位置が少しだけ高くなっている。マシンの後ろにある盾はすべて優勝した時のもの。
アートギャラリー “CAPSULE”の最寄りの駅は東急田園都市線、世田谷線の三軒茶屋。
※本記事は“ミリオーレ”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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