30周年を迎えたヨコハマ ホッドロッド・カスタムショー(以下HCS)に展示されていたソーサ・メタルワークスのカマラは、エンジン以外はすべてワンオフの一品物。そしてそのほとんどが鉄、スチールで構成されており、まさに鉄の塊。その独特の存在感は、まさにアートの領域だった。
●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:長谷川徹 ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム
クリアすら吹いていない、スチール地肌の特別な存在感
2012年にクリスティアン・ソーサが弟のロベルトとともに創設したソーサ・メタルワークス。アメリカのラスベガスを拠点に、四輪カスタムの世界でさまざまな金属加工の技術を発揮。その後、バイクにも進出し、世界中のカスタムシーンで活躍している。
「KAMALA(カマラ)」と名付けられたこのマシンは、その高い加工技術、そしてデザインを駆使して製作されている。クロモリ鋼管のフレーム、ガーダーフォーク、外装類はすべてクリスティアンによるハンドメイドのスチール製だ。
ロー&ロング、そして徹底してスリムに製作されたカマラは、かつて二輪や四輪のレースが行われていた木製のオーバルコースであるボードトラックを駆け抜けていたボードトラックレーサーがモチーフとなっている。
ベースはコンチネンタルGTとのことだが、エンジン以外にその面影はまったくない。
カマラ by ソーサ・メタルワークスがロイヤルエンフィールド東京ショールームに登場!
HCSで注目を集めたカマラ by ソーサ・メタルワークス。好評により12月6日(火)〜23日(金)までロイヤルエンフィールド東京ショールームに展示されることが決定!
ショールームは通常、土日祝日は休みだが、12月11日(日)のみ10〜17時まで特別オープンする。1日限りの開催だったHCSの会場に足を運べなかった方は必見! ぜひショールームへ!
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