秋晴れの清里に全国からインディアンファンが集合!

【INDIAN RIDERS DAY JAPANが山梨県のサンメドウズ清里で開催】450人のインディアンファンが集まった!

オーナーズクラブである「IMR(インディアン モーターサイクル ライダーズ)」の開始に合わせて開催されたインディアン ライダーズデイ ジャパン。インディアンオーナーはもちろん、インディアンに興味のあるライダーであれば無料で参加できるオープンな雰囲気が魅力のイベントだ。


●文:ミリオーレ編集部(小川勤、村田奈緒子) ●写真:インディアンモーターサイクル、ミリオーレ編集部 ●外部リンク:インディアンモーターサイクル

充実のステージ、出展、1本橋、倒れたバイクの引き起こしまで!

10月15日(土)、この日の関東地方はまさに秋晴れ。中央高速道路を走ってINDIAN RIDERS DAY JAPAN(インディアン ライダーズデイ ジャパン)の会場であるサンメドウズ清里に東京方面から向かっていると、何台ものインディアンに遭遇した。

1901年に創業したアメリカでもっとも古い歴史を持つインディアンモーターサイクル。会場には長野県のディーラー「バイカーズ・ドリーム」が持ち込んだ100年前のインディアンも展示された。

チーフ、スカウト、FTR、世代もファッションもさまざまなインディアンが、気持ちよさそうに走っていた。長坂ICで降り、会場である清里サインメドウズを目指すと、さらにその台数が増えていく。山が色づき秋ならではの空の高さを感じさせてくれ、空気も澄んでいて気持ちが良い。絶好のツーリング&イベント日和である。

会場の駐車場に到着すると、イベント開始前にもかかわらず多くのインディアンオーナー、そして国内外の排気量を問わない様々なバイクが集まっていた。

この日集まった参加者は450名。ステージのトークショーやライブが充実し、集まったインディアンファンは仲間達と情報共有しながら、様々なコンテンツを楽しんでいたのが印象的だった。

インディアンってどんなバイク? ユーザーに聞いてみた

大阪から参加のマツオさんはインディアン スカウトに乗り始めて1年ほど。「今日はじめてのロングツーリングで清里まで来ました! インディアンジュエリーを彷彿させるターコイズブルーとパールホワイトの組み合わせに一目惚れして購入。足つきが良いのもいいですね。これからもっとロングツーリングも楽しみたいです」

バイク歴18年ほどのミスターさんは昨年に大型免許を取得。それまでビッグスクーターに乗っていたが、念願の大型バイクにインディアン スカウト ボバーをチョイス!「深みのあるワインレッドの色が元々好きなんですが、このバイクはスタイルとカラーが抜群! はじめての大型バイクですが、乗りやすくてとても気に入っています」

バイク歴6年のババさんの愛車は、2020年に発売されたスカウト100thアニバーサリーエディション。「以前はハーレーのXL1200X スポーツスター XL1200X フォーティエイトに乗っていました。私は身長が148cmと小柄なので、重心が低くて扱いやすいスカウトの方が相性がいいみたいです。純正シートをアレンジしたり、レザー小物でブラッシュアップしたりとバイクもおしゃれにして楽しんでいます」

webで見たインディアン FTR R Carbonに惚れ込んで免許を取得したマチムラさん。「今日は浜松から来ました。バイク歴は1年半ほどですが、先月にはこの相棒とともに念願の北海道ツーリングに行ってきました。1週間ほどの旅でしたが、とても楽しかったです。バイクの免許取得にあたっては上司に『危ないから……』と言われたこともあったのですが、いまではバイクなしの生活は考えられないですね」

岐阜から参加のサワダさんは、バイクライフにリターンするときにインディアンに出会った。「バイク歴は20年ほどですが、しばらく乗っていなかった期間もあって……。リターンライダーとしてまたバイクを楽しもうと思った時に巡り合ったのが、このロードマスターです。色も気に入っているし、なによりツーリングするのに気持ちいいバイクです。これに乗って6年くらいかな、香川の金比羅山や長野のビーナスラインなども行きましたよ」

柏秀樹さんによるライディングレッスンにも参加していたサイトウさん。「今日は愛知から来ました。バイク歴は22年ほどで、このロードマスターに乗ってから5年くらいでしょうか。パワフルさと長距離も苦にならない快適性がおすすめです。まだまだライディングテクニックに悩みもあるので、こうしたイベントで無料参加できるレッスンがあるのはとても嬉しいですね。また機会があれば、ぜひ参加したいです」

当日は北海道から参加のグループもあった今回のイベント。こちらは朝4時半に出発し、愛知から参加したというグループ。インディアンオーナーだけでなく、他ブランドのバイクも一緒に参加。

多彩なコンテンツにみんなの笑顔あり!

1本橋を自分で申告したタイム内に走破し、もっとも差が少なかった人が勝ち。ランダムで様々なライダーが参戦し盛り上がった。

小林直樹さんとのトライアルショーと日本唯一の自転車トライアルのプロである塩崎太夢選手がコラボ。お子さんにも大人気のショーだった。

内藤技研の内藤学さんによるクルーザーの引き起こし講座「Bikeごろりん」も人気。バイクの理屈を理解するだけで大型クルーザーも軽々と扱える!

“JOHNNY” Daigo Yamashita(左)とナナグラム クラシックスによるライブも。とにかくステージコンテンツが充実していいたのが印象的。

柏秀樹さんによるライディングレッスンは当日参加OK。もちろん無料で他メーカーのバイクも参加可という太っ腹。

FTR1200ベースのチーターカスタムサイクルズのフラットトラックレーサーは注目の的(左)。右は神奈川県のディーラーであるプレインが持ち込んだ上品にまとまったスカウトのカスタム。

ボンネビルに通う増井貴光カメラマンによる写真展示&トークショーも開催。左は警察官・白バイ乗りを経てモデル・シューシャイナー(靴磨き職人)伊藤由里絵さんの出展ブース。靴磨きは数時間待ちの人気に!

左から田中愛生さん、葉月美優さん、福山理子さん、木村亜美さんによるトークショーも開催。「女性がグッとくる男性の仕草って?」などの質問には思わず男性が注目。長野県佐久市を中心に活動するご当地キャラクターのハイぶりっ子ちゃんは、キレたダンスを披露。顔は兎の耳が付いた JR 東日本キハ E200 形気動車。

駐車場で様々なインディアンを見るのも楽しい!

秋晴れの清里にインディンサウンドが轟く。パーキングではキング・オブ・ザ・バガーズのレプリカも発見!

インディアン ライダーズデイ ジャパンは、アメリカ初のモーターサイクルカンパニー「インディアンモーターサイクル」の公式イベントだ。集合写真撮影は13:20分と15:40に2回行われた。
【イベント開催概要】
名称:INDIAN RIDERS DAY JAPAN(インディアン ライダーズデイ ジャパン)
日時:2022年10月15日(土)10:00~17:00
会場:サンメドウズ清里・特設会場
住所:山梨県北杜市大泉町西井出 8240-1
参加資格:インディアンモーターサイクルオーナー、すべてのライダー、二輪でも四輪でも
参加費:無料(サンメドウズの施設利用時には別料金が必要)
主催:ポラリスジャパン株式会社
来場者数:450名


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