
●記事提供:モーサイ
国産の有力ブレーキサプライヤーが統合して生まれた会社「アドヴィックス」
ブレーキに関わるブランドといえば、どんな名前を思い浮かべるだろうか。おそらく「brembo」(ブレンボ)という名前が出てくる方が多数派だろう。
ホンダファンにとってはNISSINブランド(サプライヤーは日立Astemo)もお馴染みかもしれない。
しかし、日本国内における最大クラスのブレーキ系サプライヤーといえば「ADVICS」(アドヴィックス)を忘れるわけにはいかない。二輪でいえば、ヤマハがMT-09、XSR900、YZF-R7といった大排気量スポーツモデルにアドヴィックスのブレーキキャリパーを採用。そのロゴを目にする機会も徐々に増えている。
そんなアドヴィックスだが、企業としての設立は2001年と自動車業界では比較的若いサプライヤーとなっている。ただし、歴史の浅い企業と捉えてしまうのは間違いだ。
現在、アドヴィックスはトヨタ系のメガサプライヤーであるアイシン・グループの一社として数えられるが、その前身となっているのはアイシン精機、デンソー、トヨタ自動車のブレーキ部門である。簡単にいえば、トヨタ系列のブレーキに関する開発・生産能力をひとつにまとめたというのがアドヴィックスの成り立ちだ。
これだけであればトヨタ・グループ内における再編といえるが、アドヴィックスにおいては他の有力サプライヤーのブレーキ部門も合わさっている。それゆえに国内シェアの半分以上を占めるブレーキ関連の最大サプライヤーとなっているのだ。
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