●レポート:モーサイ編集部(中牟田歩実) ●取材協力:NEXCO東日本北海道支社広報局 ●写真:大倉製作所/NEXCO東日本北海道支社広報局/日本野鳥の会 札幌支部
地域色豊かな「動物警戒標識」
道路脇にシカやクマが描かれた標識が立っているのを見たことを見たことがあると思います。
これは一般に「動物警戒標識」と呼ばれていますが、正式名称は「動物が飛び出すおそれあり標識」といい、「動物が飛び出してくる可能性があるので注意して走行しなさい」という意味の道路標識です。
動物警戒標識は、国土交通省や都道府県、市町村、高速道路や有料道路であれば運営会社など、その標識を立てる道路の管理者によって設置されます。
この絵柄には国土交通省が定める「標準」があり、「標準」の柄はシカ、タヌキ、サル、ウサギなのですが、それ以外の動物についても、各道路管理者が地域の実情にあわせて比較的自由にデザインすることができることになっています。
例えば沖縄県にはヤンバル地域の固有種である「ヤンバルクイナ」や、天然記念物の「イリオモテヤマネコ」が描かれた標識があり、これらの標識をあしらったキーホルダーやマグネットも販売されていて、地元民や観光客から愛されています。
この記事では、北海道の高速道路上に立っている激レアな動物警戒標識を紹介します。
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