●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ナンバー1を選ぶガチ企画だ。ヤングマシン読者2239名が選んだ’20モデルの人気ランキングやいかに? トップ10に引き続き、12位以降を発表する。
- 1 第12位:スズキ ジクサーSF250〈41票〉復活の油冷が好発進
- 2 第13位:ホンダCB400SF/SB〈40票〉価値が再認識された?
- 3 第14位:ホンダCBR600RR〈36票〉ミドル最上位で復帰
- 4 第15位:スズキSV650/X〈31票〉等身大Vツインが急上昇!
- 5 第15位:ヤマハSR400〈31票〉ついに単車遺産も終焉へ
- 6 第17位:ヤマハ セロー250ファイナルエディション〈29票〉拍手! ラストで大幅アップ
- 7 第18位:カワサキ ニンジャH2 SX SE/SE+〈27票〉ツアラーでもスーパーチャージャーは人気
- 8 第18位:スズキGSX-R1000R〈27票〉モトGP王者の直系
- 9 第20位:ホンダ モンキー125〈23票〉根強い人気の”大猿”
- 10 総合部門ランキング上位30車:初顔とスモール系の進出で大変動!
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第12位:スズキ ジクサーSF250〈41票〉復活の油冷が好発進
自慢の油冷シングルを搭載した新顔で、50万円を切る高コスパが話題に。同社ならではのエンジンやスタイル、価格を支持する声が多く、フルカウル250ではZX-25Rに続く2番手の好位置を得た。
【読者の声:現実的で走りヨシ。欲しがっている人多数】●油冷はいいぞ(福岡県K.A.) ●このクラスをこの価格帯で出してくれるスタンスは応援したい(大阪府K.S.) ●コスパNo.1(岐阜県M.E.) ●若い人でも新車でバイクに手を出しやすく、バイク人口が増えるきっかけになる(静岡県T.N.) ●今マジで欲しいバイク!(和歌山県Y.S)
第13位:ホンダCB400SF/SB〈40票〉価値が再認識された?
’92年にデビューし、今や世界唯一の400cc直4を積むCB400シリーズ。’95年に総合の栄冠を獲得した実力者でもある。改めて完成度やバランスのよさが評価されたか、前年27位から大幅アップ。生産終了が噂された影響も?
【読者の声:ザ・スタンダード。歴史に残る日本の名車】●これ以上ないほど完成されている(東京都Y.K.) ●2台連続で所有するほど好き(福岡県K.T.) ●女子が乗ってもサマになるかっこよさ(東京都K.M.) ●日本の名車。歴史に残るでしょ(茨城県Y.N.) ●すべての基本(東京都N.U.) ●バイク人生の最後はコレかな(三重県K.H)
第14位:ホンダCBR600RR〈36票〉ミドル最上位で復帰
’16年をもって日欧で生産終了したミドルスーパースポーツが’20年にカムバック。ミドル勢で最も高い順位を獲得した。リッター車より扱いやすい上に、今や貴重なセンターアップマフラーやウイングなどの最新アイテムが魅力的だ。
【読者の声:ジャストさと魅惑のスタイル。ホンダに感謝】●リッターバイクよりちょうどいいパワーで乗りやすく速い(栃木県Y.T.) ●これから乗る予定。600cc最高の1台になると確信(新潟県H.I.) ●持てる力の1/10も出し切れないがその速さには夢がある(栃木県Y.O.) ●久々の進化ありがとう!(千葉県H.M)
第15位:スズキSV650/X〈31票〉等身大Vツインが急上昇!
国産では貴重なミドルVツインを積み、従順な走りが自慢。’20は色変更のみで、順位が上昇する要因は特に見当たらないが、圏外から突如15位に浮上した。選んだ理由に多い「ちょうどよさ」「乗りやすさ」がカギか。
【読者の声:安いのにスタイルもスペックもグッド】●安価で必要十分なスペックが素晴らしい(千葉県T.S.) ●日本中どこを走っても丁度いいサイズとパワー。クラス唯一無二のVツインスポーツ。絶対楽しい(東京都S.Y.) ●Xを買ったが実際乗りやすい。5000rpmからの”ちょっと本気出そうかな?”音はカッコよい(東京都H.A)
第15位:ヤマハSR400〈31票〉ついに単車遺産も終焉へ
’78年の登場以来、空冷シングル+キック始動の伝統を守り続ける長寿車。前年37位に対し、20位圏内にアップした。生産終了が決定したセローに続き、ついに’21でSRもラストに。次回の上位入賞に期待したい。
【読者の声:これぞバイクの中のバイク。永遠に!】●シンプルで、”ザ.バイク”(栃木県S.A.) ●デザインの美しさ(神奈川県H.N.) ●日本人の職人が手組みで組み上げてあの値段! 日本車の宝(滋賀県T.Y.) ●あの青春をもう一度(千葉県N.K.) ●乗り手に老若男女を問わない、バイクの中のバイク。永遠なれ(広島県T.O)
第17位:ヤマハ セロー250ファイナルエディション〈29票〉拍手! ラストで大幅アップ
’85年の初代225から続くロングセラーが、ついに’20で殿堂入り。ファイナル仕様として、質感の高い2コート仕上げの2色が用意された。終了を惜しみつつ復活を望む読者に押され、圏外から17位に上昇。サスガだ。
【読者の声:長い歴史への感謝と復活の期待を込めて!】●積み重ねた歴史が違う(群馬県T.T.) ●またいつか復活してほしい(大阪府H.K.) ●バイクに乗る楽しさをくれたヤマハに感謝!(埼玉県K.T.) ●さらばセロー。愛車の末裔の消失に立ち会えたのは感慨深い(愛知県K.O.) ●軽量/頑丈で道という道すべて走れます(愛知県Y.T)
第18位:カワサキ ニンジャH2 SX SE/SE+〈27票〉ツアラーでもスーパーチャージャーは人気
カワサキのスーチャー第2弾として’18年に投入されたツアラー。生産終了したメガスポーツ・ZX-14Rの後継的存在でもある。前回から5つ順位を下げたものの、新顔が続々登場する中、20位圏内に踏み留まった。
【読者の声】●王様感がスゴい。見るとキャーとなってしまう(埼玉県S.H.) ●バイクの性能にはまだまだ先があるんだと納得させられた(鹿児島県K.M)
第18位:スズキGSX-R1000R〈27票〉モトGP王者の直系
’20年のモトGPは、GSX-RRを駆るジョアン.ミルが王者に輝いた。そのDNAを色濃く継ぐマシンが本作だ。’17年に現行の6代目が登場した際は7位で、徐々に順位を落としているが、実力やコスパが評価されている。
【読者の声】●スーパースポーツながら低価格で、サーキット/ツーリング/街乗りすべてに対応するベスト1台(静岡県M.O.) ●買えるなら色違いで揃えたい(三重県M.T)
第20位:ホンダ モンキー125〈23票〉根強い人気の”大猿”
惜しまれつつ絶版となったモンキー(50cc)の後継として’18年にデビュー。復活を祝う読者に支持され、殊勲の5位を得た。前回で順位を落としたが、今回は再浮上。楽しさとかわいらしさを評価する声は相変わらずだ。
【読者の声】●51歳の母が普通2輪免許を取得してモンキーで公道デビューしたことに感動(大分県M.F.) ●乗って持って損はないモンキー125、最高(大阪府M.Y)
総合部門ランキング上位30車:初顔とスモール系の進出で大変動!
[順位] 車両名〈得票数〉(前回順位)[01] カワサキ ニンジャZX-25R/SE/KRTエディション〈335〉(初)
[02] スズキKATANA〈207〉(1)
[03] ホンダCBR1000RR-R/SP〈144〉(初)
[04] ホンダCT125ハンターカブ〈97〉(初)
[05] カワサキZ900RS/カフェ〈72〉(6)
[06] カワサキ ニンジャH2カーボン〈53〉(7)
[07] スズキGSX-R125 ABS〈45〉(46)
[08] ヤマハYZF-R1/M〈44〉(2)
[09] カワサキZ H2〈43〉(初)
[10] ホンダCB1300SF/SBシリーズ〈42〉(9)
[11] ホンダレブル250〈42〉(18)
[12] スズキ ジクサーSF250〈41〉(初)
[13] ホンダCB400SF/SB〈40〉(27)
[14] ホンダCBR600RR〈36〉(–)
[15] スズキSV650 ABS/X〈31〉(–)
[16] ヤマハSR400〈31〉(37)
[17] ヤマハ セロー250ファイナルエディション〈29〉(–)
[18] カワサキ ニンジャH2 SX SE/SE+〈27〉(13)
[18] スズキGSX-R1000R ABS〈27〉(13)
[20] モンキー125 HONDA〈23〉(24)
[21] Vストローム250/ABS SUZUKI〈21〉(16)
[21] CB1100 シリーズHONDA〈21〉(30)
[21] ナイケン/GT YAMAHA〈21〉(4)
[24] CBR250RR HONDA〈19〉(22)
[25] Ninja 1000SX KAWASAKI〈18〉(43)
[26] ストリートファイターV4/S DUCATI〈17〉(初)
[26] MT-09 ABS/SP YAMAHA〈17〉(32)
[28] XSR900 ABS YAMAHA〈16〉(36)
[29] Z900 KAWASAKI〈15〉(28)
[29] ジクサー150 SUZUKI〈15〉(48)
[29] テネレ700 YAMAHA〈15〉(初)
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