29年ぶりに250が戴冠!!

『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:総合部門【’20年の顔=ZX-25Rが大差でデビュー勝利!】

『マシン オブ ザ イヤー2020』結果発表:総合部門【'20年の顔=ZX-25Rが大差でデビュー勝利!】

●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)

2輪4輪のプライズで日本最長&最古の歴史を誇る『マシン オブ ザ イヤー』。当年モデルの中から読者投票で人気ナンバー1を選ぶガチ企画だ。ヤングマシン読者2239名が選んだ’20モデルの人気ランキングやいかに? さっそく、排気量/ジャンル不問・全276車から頂点を決める総合部門から発表。久々に登場した”ニーゴー直4″のカワサキ ニンジャZX-25Rが圧倒的支持を受け、デビュー勝利を飾った!

超話題作=ZX-25Rが大差で勝利! 原付二種勢の上位躍進も光る

「マシン オブ ザ イヤー(以下MOTY)」は、当年に新車販売されたバイクから人気ナンバー1を決める読者投票企画だ。’72年創刊の『ヤングマシン』は、翌’73年からカーオブザイヤーのバイク版としてこの企画をスタート。今回で48年目を迎えた伝統のイベントで、現在も続いている2輪/4輪のプライズとしては国内最長&最古を誇る。

特に総合部門は、国内/外国車、排気量やジャンルの垣根を超えた”何でもアリ”の無差別級。全エントリー276車から選ばれた総合1位は、文字通りその年の”顔”と言えるだろう。

結果は、’20年の話題を一身に集めたカワサキの新作・ニンジャZX-25Rが王座を獲得した。ニーゴー直4としては、バリオスIIらの絶版から12年ぶり。カワサキの250cc直4スーパースポーツとしては’89ZXR250以来31年ぶりとなるだけに、注目度は圧倒的だった。

MOTY総合部門を制したのはニンジャZX-25R。’20年バイク界の話題をさらった超人気マシンだ。 [写真タップで拡大]

MOTYは例年ビッグバイクが強く、250ccモデルが総合優勝するのは極めて異例。48年の歴史においても、’89〜’91年に2ストレプリカのNSR250Rが授賞したのみ。ZX-25Rは実に29年ぶり、史上2台目の250cc王者として、新たな歴史を刻んだのだ。

投票を年代別に見ると、昔のニーゴー直4を知る40代以上の支持が特に厚い。一方で若者の人気も高く、「新鮮」「衝撃的」との声が多かった。まさに世代を問わず文句ナシの人気1位だ。

続く第2位は、前回王者のスズキKATANA。ただし、投票総数および得票数は前回とほぼ同じで票自体は落としておらず、ZX-25Rが強すぎた格好だ。第3位はCBR1000RR-R、第4位にCT125ハンターカブとホンダ入魂のニューモデルが順当に上位に入った。

以降の順位には大きな変動が見られる。従来はハガキとWEBで投票を受け付けていたが、前回からWEBのみとなり、予想外のモデルが上位進出するケースが増えている(重複投票は無効)。10位圏内は半数が入れ替わり、特に象徴的なのが前回47位→7位に浮上したスズキGSX-R125。CT125と合わせ、2台の原付二種がトップ10入りという珍しい事態に。レブル250も10位に着け、小排気量車の進出が目立つ形となった。

第1位:カワサキ ニンジャZX-25R〈335票〉クラスを超えた唯我独尊機

カワサキ ニンジャZX-25R/SE/KRTエディション

KAWASAKI Ninja ZX-25R/SE/KRT EDITION [写真タップで拡大]

’19東京ショーで初披露され、現行唯一の250cc直4マシンとして話題沸騰。’20年9月に国内販売が開始された。ジェットサウンドを奏でつつクラス最強の45psを発生し、倒立フォークやトラクションコントロールなどの豪華装備も自慢。SEはクイックシフターまで標準で備える。

【読者の声:カワサキの心意気に惜しみない称賛の嵐】●4気筒250cc。こんなもん今どき真剣に作るカワサキを表彰したい(兵庫県M.O.) ●まさか出るとは思わなかった(愛媛県Y.T.) ●カワサキの心意気ですよね~(福岡県S.D.) ●4気筒250cc復活で涙が出そう(埼玉県K.T.) ●絶対にもう出ないと思っていた250マルチが豪華絢爛装備&100万円以下で出たことに尽きる。カワサキはすごい(熊本県H.Y.) ●このクラスに4気筒が戻ってきた嬉しさ。英断に感謝!(三重県K.K.) ●’20年は間違いなくこのバイクでしょう。昔を知っている人にも、これからの世代にも新たな風を吹かせた1台。やってくれるぜ、日本のモノ造り魂(埼玉県Y.K.) ●今年の1番は満場一致では?(神奈川県Y.I.) ●暗い話題が多かった’20年のニュースの中で、250cc4気筒の復活は本当に元気をもらえたニュースだったから(兵庫県S.F.) ●’20年はこれ一択でしょう!(大阪府Y.M.) ●単体として素晴らしいだけでなく、他のメーカーも250cc4気筒を作ってくれるのでは、と希望を感じさせてくれたから(島根県H.N.) ●’20年一番のインパクトでした。カワサキの本気がビリビリ伝わるバイク。思わずキターーー!!と叫んでしまいました。本気で欲しいです(愛知県S.K.) ●この時代に市場を再開拓しようとする心意気、それを市場のリーダーではなくカワサキがやることに重大な意義を感じる(千葉県J.M.) ●どう考えてもこの1台になってしまう。現行唯一の250cc4気筒。しかも100万未満。カワサキ強すぎだろ(千葉県R.M.)

第2位:スズキKATANA〈207票〉2年目の令和新刀。人気は依然衰えず

スズキKATANA

SUZUKI KATANA [写真タップで拡大]

不滅の名車=GSX1100Sカタナの現代版として’19年にデビューし、前回見事に総合トップを飾ったカタナ。スズキとしては’14年のハヤブサ以来、5年ぶりの戴冠となった。ほぼダブルスコアで大勝した前回と替わり今回は2位に甘んじたが、先述のとおり票はまったく落としていない(前回は得票総数2254票に対して217票を獲得)。相変わらずの人気で、唯一無二のデザインを好む声が多かった。

【読者の声:現代版アレンジの支持者多し】●日本人の心(栃木県H.A.) ●やっぱりカタナ(神奈川県D.A.) ●復刻ではなく、現代アレンジとしてチャレンジしたこと(埼玉県S.U.) ●他と見間違わない斬新なデザイン(新潟県R.I.) ●鈴菌感染者ですお許しください(愛知県R.I.) ● GSX750SSに乗っていた身としては一番の憧れ。初めて新車で欲しいと思った(千葉県R.S.) ●NO KATANA NO LIFE(千葉県T.A.) ●伝説には新章を追加で紡いでほしい(和歌山県R.U)

第3位:ホンダCBR1000RR-R〈144票〉Rマシマシの渾身SSが表彰台

ホンダCBR1000RR-Rファイアーブレード/SP

HONDA CBR1000RR-R FIREBLADE/SP [写真タップで拡大]

ホンダの伝統スーパースポーツ・CBR1000RRが、’20年に完全新作の「RR-R」に進化。前回2位だったYZF-R1を蹴落とし、リッターSS最高の3位に食い込んだ。自然吸気で国産最強の218psをはじめ、モトGP譲りのボックス型ウイングなど機能に魅了された読者が多かった。車名を変更したため新エントリーとしたが、前年10位から大きく票を伸ばしている。

【読者の声:驚異の技術力を絶賛】●YouTubeの実走動画がすごかった。4速で299km/hって…(神奈川県T.H.) ●これで市販車! キレたホンダは本当にスゴイ(静岡県M.U.) ●made in日本(大阪府S.H.) ●内燃機関の終焉を飾る1台(滋賀県T.N.) ●今年の日本の最高傑作だと思います(千葉県N.W.) ●ホンダの最上級バイクを推さない理由が分からない(愛知県K.K)

〈次のページは…〉MOTY総合部門ランキング4位〜10位の発表!


※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

WEBヤングマシン|最新バイク情報