
●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
トヨタ
シエンタ
価格:195万〜256万円(ガソリン車)238万〜310万8000円(ハイブリッド車)
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:17万円
納期の目安:2〜10か月
リセール予想:B-
デビューから半年が経過したものの値引きは渋め。先代はフリードやソリオとの競合が鉄板だったが、現行型は反応が鈍い。経営が異なるトヨタ同士を競わせる同士競合が鉄則になっている。納期はガソリン車は2か月〜と比較的早めだが、ハイブリッド車は半年待ちは覚悟しなければならない状況だ。
画像はハイブリッドZ。
【パワートレーン&グレード選び】全方位に進化したことで、ガソリン車を選んでもOK。中間グレードの「G」のコスパが優秀
2022年8月にデビューした現行型は、パワートレーンやプラットフォーム(GA-B)、装備機能がヤリス世代にジャンプアップしたことで、走行性能を中心に商品力を大幅に強化。いまや同クラスのフリードを圧倒する実力ミニバンとなった。
ガソリン車(120PS/14.8kg・m)もハイブリッド車(91PS/12.2kg・m【エンジン】59kW/141Nm【モーター】)も、設計が新しい1.5Lのダイナミックフォースエンジン(直3)を採用したことで、動力性能と燃費性能が強化。
燃費はWLTCモード燃費(総合)で、ガソリン車が18.3km/L〜、ハイブリッド車が25.3km/L〜となるなど、ヤリスには及ばないものの3列シートのミニバンとしては驚異的な数値を実現している。GA-Bプラットフォームの恩恵もあって高速走行時の安定性も向上するなど、クラストップレベルのロングドライブ適性も手に入れていることも、現行型の大きな武器になっている。
性能面は駆動モーター分のアシストが加わるハイブリッド車が優位だが、ガソリン車との価格差は約35〜40万円。ガソリン車もダイナミックフォースエンジンの採用により、先代比で動力性能と燃費が大きく向上しているだけに、ガソリン車=廉価仕様というわけではない。
多人数乗車が多い、もしくは高速走行時の余力感を好むユーザーならばハイブリッド車がベターだが、街中中心というならばガソリン車でも十分だ。ちなみにガソリン車にFF仕様しか設定されていないのが残念。
グレード構成は、ガソリン車もハイブリッド車も「X」「G」「Z」の3タイプを設定。いずれのグレードも3列・7名乗りと2列・5名乗りを選ぶことができる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(自動車/クルマ)
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
国内仕様は6つのグレードを設定 発表された新型「フォレスター」は、走る愉しさを追求できる優れた運動性能や、多様なニーズに対応するユーティリティなど、歴代モデルに受け継がれてきた基本機能はそのままに、本[…]
リヤアンダーミラー部分にスマートフィット! データシステムより今回リリースされた、タウンエース用の「RCK-113T3」。リヤアンダーミラーを取り外したスペースに、カメラユニットを収めることができる設[…]
新型レクサスES、上海モーターショー2025で世界初公開 レクサスESは、ブランドの中核を担うアッパーミドルセダン。現行の7代目は、従来の主要市場であった北米や中国に加え、日本や欧州でも本格展開され、[…]
昭和レトロな芳香剤に新作が登場 株式会社ダイヤケミカルが製造/販売する、長年愛され続けている芳香剤「くるまにポピー」。中高年世代にとっては「く〜るまにポピー♪」のフレーズでおなじみであろう。1978年[…]
人気記事ランキング(全体)
ヤマハ RZV500R「2ストV4エンジン搭載で衝撃のデビューを果たしたYZR500レプリカモデル」 ライトウエイトピュアスポーツからレーサーレプリカへの橋渡しであり、起点とも言えたヤマハ RZ250[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
4ストローク2気筒の『オフ・ザ・ロード』 国産4ストローク2気筒型オフロード車を語る上で外せないバイクが1970年登場のホンダSL350です。SL350は1970年代のホンダ車の中でもレアな存在ですが[…]
GPz900Rを受け継ぐ実用系最速マシン【カワサキGPZ1000RX】 1983年にTT-F1の排気量上限が750ccに引き下げられた結果、リッターバイクはレースの呪縛を解かれて独自に発展し始める。 […]
軽量化とパワーアップの両面を果たしたフルモデルチェンジ フルモデルチェンジが実施された2018年モデルの発売は、2018年2月1日。2017年モデルまでのニンジャ400は、海外向けのERシリーズをベー[…]
最新の投稿記事(全体)
シュアラスター製品で洗車しよう! 春の祭りと言えば…ヤマ◯キ春のパン祭りが有名ですが、 シュアラスターも祭りを開催しております。 その名も「春の洗車まつり」! キャンペーン概 応募期間:2025年3月[…]
アプリで『もてぎ2&4レース』決勝を予想してプレゼントをGETしよう! モーターサイクルロードレースの国内最高峰、全日本ロードレース選手権 Rd.1『もてぎ2&4レース』が、4月19日[…]
レストア/整備/カスタム/販売など絶版車に関するすべての分野でサービスを提供 古いバイクを海外から輸入して販売する場合、車両によって程度の違いはあれ必ず整備が付随する。 元々のコンディション次第ではレ[…]
ファクトリーマシンが進化して帰ってきた! スズキは東京モーターサイクルショーのプレスカンファレンスで、2025年の『Team SUZUKI CN CHALLENGE』の体制発表を行った。メーカーとして[…]
やっぱり「素手」が好き! いきなりですが、筆者はかなりの作業を素手で行っています。ていうか、素手が大好きです。ボルトを回すにしても、工具を持って締め付けるにしても、とにかく手先にダイレクトに伝わる感覚[…]
- 1
- 2