ワークマンのバイク用安全靴「ライザクトセーフティシューズ」使ってみた

  • 2022/11/26
  • [CREATOR POST]相京雅行

●文:[クリエイターチャンネル] 相京雅行

ワークマンの製品には「バイク専用品」は少ないものの、ワーカー用製品だけど「バイクに寄せている」製品が多数存在します。

今回紹介する製品はその中の一つ「ライザクトセーフティシューズ」をご紹介します。

安全靴のバイク使用に関しては賛否あるものの、今回の製品はモーターサイクルジャーナリストの大屋雄一さんが携わった製品です。

気になる製品のディテールやバイクでの使い勝手をチェックしてみました。

価格・サイズ・色

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一番大事なお値段は2900円(税込み)。ワークマンの安全靴の価格は主に2500円、2900円、3900円、4900円ですが、3900円や4900円の製品よりもバイクで使うには使い勝手が良さそうな設計になっているあたり、さすがは大屋さん監修製品です。

色はブラックとホワイト。自分の下駄箱を見てみると、どうしても無難なブラックが多くありませんか?安価なのであえてホワイトを選んでも良いかもしれません。

ホワイトは使っているうちに汚れが目立ってきそうですが、素材が水に強い合皮なので、汚れが付いたら中性洗剤などで綺麗にすることができます。

汚れが付く前に合皮用のワックスや防水スプレーなどを使っておくのも良いでしょう。

サイズは24.5~28まで0.5cm刻みで用意されていますが、27.5のみ外されています。

筆者の足サイズは25.5~26.0cmといったところですが、厚手の靴下を履いて25.5を履いてみたところ余裕がある感じでした。

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ワークマンは様々な中敷きを販売していて、制菌消臭効果のあるものや、立ち仕事が多い人、歩くことが多い人用、踏み抜き防止用など用途別に揃っています。

サイズがちょっと大きいと感じた方は中敷きで調整しても良いかもしれません。中敷きを入れることで性能アップも期待できます。

見た目

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見た目はミドルカットのシューズですが、機能見た目共に最大の特徴は3本の面ファスナー。

最近ではバイク用品メーカーが販売する製品でも「紐靴」が増えてきていますが、バイクの免許をとりに教習所に通っていた頃は、紐靴は好ましくないと言われていた記憶があります。

筆者は紐の終端がペダルに引っかからないように気を付けていますが、乗車中にチェンジペダルに紐をかけてしまった事がある人は、紐靴は敬遠するかもしれません。

そんな方でもライザクトセーフティシューズは安心です。3本の面ファスナーでしっかりとフィット感を調整することができます。

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デザイン上のもう一つの特徴はアッパーのメイン素材、合皮の部分が格子状の柄が入っており、カーボンのように見えます。

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踵には製品名にもなっている「ライザクト」のロゴが入っていますが、これはワークマンが作った造語でRize(舞い上がる)とAction(行動)を掛け合わせたもの。デザインのアクセントにもなっていますが、個人的にはロゴはもう少し小さめでも良かったように思います。

機能性

安全靴は着用者のつま先を先芯で保護して、滑り止めを備えるものという定義があります。ライザクトセーフティシューズの先芯には金属製が採用されていますが、固い金属製先芯の内側にはウレタンパッドが貼られており、指先が痛くなりにくいように保護しています。

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樹脂製と比べると防御力に優れる反面、重くなりますがアッパー素材が軽量なので25.5cmで片側420g程度。革のライディングシューズなどに比べれば軽量なので重さが気になる人は少ないでしょう。

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ソールにはラバーが採用されており、油で劣化しにくい加工が施されているのでバイクメンテナンス時にも使いやすい仕様です。パターンはブロックパターンを採用しているので、雨天時なども安定したグリップ力を発揮します。

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ソールとアッパーの間にはミッドソールが配されておりクッション性があるので、長時間歩くシチュエーションなどでも疲れにくい仕様です。

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中敷きに関してはペラペラではなく、しっかりとしたクッション性があります。かかとをしっかりとホールドし、厚みもあるので脱ぎ履きの際に外れにくいのもストレスがたまりません。

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靴の履き口には厚めのウレタンパッドが内装されており、くるぶしをしっかり保護するとともに、適度にフィットするのでホールド感が高く、ワークマンでは「エッグホールド設計」と呼んでいます。

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踵のライザクトロゴの上には反射材も貼られていて視認性をアップする工夫もされています。

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足の甲部分には大型親指タフパッドという名目で厚手の生地が追加されていますが、どう見てもチェンジペダルガードです。シフトチェンジの痛みや違和感が少なくなり、生地も傷みにくくなるはずです。

歩きやすさ

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ミッドソールや中敷き、踵のウレタンソールなど歩きやすくする為の工夫が盛りだくさん。加えて一般的なレザー製のライディングブーツと比べても軽量なので歩きやすさはバッチリ。

ただ靴が甲高なので面ファスナーでしっかりフィットさせるようとしても、フィット感としてはイマイチといったところです。

バイクでの操作性

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まずはチェンジペダルの操作ですが、ソールはフラットでヒールがあるわけではないので、チェンジ操作の際に足が若干ずれます。

普段ヒール付きのライディングブーツを履いているので、少し違和感がありましたが、フラットソールの方が操作しやすいというライダーもいるので、この辺りは好みでしょう。

ペダルの操作自体は痛みや違和感もありませんが、靴が甲高になっているので、つま先は靴と足の間に隙間がある感じでした。少し厚めの中敷きなどで調整したいところです。

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今回の試乗では少し足つきが悪くなった新型MT-09で行いましたが、つま先のソール厚が15mm程度なので、足つきが良くなるのも短足ライダーとしてはポイント高し。

筆者の身長だと信号待ちの際は片足のつま先で車体を支える形になりましたが、ソールのグリップ力もしっかりしており、不安はありませんでした。

毎日バイクに乗る人にお勧めしたい

靴は履いていれば傷みます。週に一回程度のツーリングであれば、1万円、2万円のライディングブーツを使ってもいいですが、毎日の通勤で使うのは気が引ける方も多いはず。

二輪用品メーカーのシューズと比べて性能的に秀でているとは言いませんが、充分にバイクでも使える性能です。

いざという時にも先芯や踵周りのウレタンパッドが守ってくれるので、毎日バイクを使う人にはお勧めしたい一足です。


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