
ロイヤルエンフィールドは、EICMA2025で発表された新モデル「HIMALAYAN 450 MANA BLACK EDITION(ヒマラヤ・ヨンゴーマル マナ・ブラック エディション)」の国内導入を発表。2026年1月5日より全国の正規販売店で受注を開始する。20台限定販売で、メーカー希望小売価格は税込98万1200円だ。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:ロイヤルエンフィールド
タフネスと優しさを両立した水冷エンジン「シェルパ450」
インド北部にそびえるヒマラヤ山脈は、ロイヤルエンフィールドにとって、ひいてはインド人にとって、いつでも憧れの旅路だ。そんな憧憬が表れているモデルが、初代「ヒマラヤ」だ。
バイクでヒマラヤ山脈を冒険するというシンプルかつ強烈なコンセプトで開発されており、空冷2バルブの単気筒という前時代的にも思えるエンジンを搭載。それゆえのタフさと優しさによって、多くのライダーを道なき道へと運んでいった。
そんな初代の意思を受け継ぐのが、現行の「ヒマラヤ450」だ。ロイヤルエンフィールド初となった水冷エンジン「シェルパ450」を搭載。452cc水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブという構成を採用し、最大出力は40.02ps/8000rpm、最大トルクは4.08kg-m/5500rpmを発揮する。変速機は6段リターン式だ。
車体まわりも抜かりはない。倒立フロントフォークを採用し、前後ストロークは200mmを確保するなど足まわりを強化。また、最新世代の装備として、メーターにナビ画面を表示できるトリッパーダッシュ、LEDヘッドライト、容量17Lの燃料タンク、ON/OFF可能なABSを採用している。
チューブレスホイール仕様(89万9800円)とチューブホイール仕様(88万円/受注発注)が用意されており、ライダーの志向に合わせた選択ができるというマニアックさも持ち合わせているところも魅力。装備重量は196kgと、アドベンチャーモデルとしては軽量となっている。
標高5632mで鍛えられた限定モデル
そんなヒマラヤ450に限定モデル「ヒマラヤ450 マナ・ブラック エディション」が追加。2026年1月5日より受注開始となる。
この限定モデルは、ヒマラヤ山脈の玄関口であり、標高5632mという世界でももっとも過酷な高地ルートのひとつとして知られる「マナ峠」からインスピレーションを受けているという。オフロード性能を高めるための独自のデザインとエルゴノミクスを採用。マット仕上げのディープなステルスブラック「マナ・ブラック」を纏っている。
さらに、車両開発と並行して開発された耐久性と長距離快適性に優れた純正アクセサリーが、ロイヤルエンフィールドの工場で標準装備として組み上げられているという点も特長だ。具体的には、グリップまわりにはブラック・ラリーハンドガード、長距離走行時の安定性と快適性を高めるブラック・ラリーシート、オフロード走行に対応したラリーフェンダーが採用されている。
ホイールには、耐久性と利便性を両立したチューブレススポークホイールが装備されるなど、細部に至るまで冒険の旅をサポートする仕様となっている。また、エンジンは現代的な「ライドバイワイヤ」システムを備えており、6速トランスミッションを組み合わせ、高地ルートから都市部まであらゆるシーンを軽快に走り抜ける機動力を実現している。
ヒマラヤ450 マナ・ブラック エディションのメーカー希望小売価格は98万1200円(税込)と、充実した装備を鑑みればお値打ちの設定だ。日本国内では20台の限定販売なので、”黒”旅バイクの魅力に当てられてしまったライダーなら早めにチェックだ。
Royal Enfield HIMALAYAN 450 MANA BLACK EDITION 主要諸元
| エンジン形式 | 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ |
| 排気量 | 452cc |
| 最大出力 | 29.4kW(40ps)/8000rpm |
| 最大トルク | 40Nm(4.08kgm)/5500rpm |
| トランスミッション | 6速リターン式 |
| 全長 | 2,285mm |
| 全幅 | 900mm |
| 全高 | 1,316mm |
| ホイールベース | 1,510mm |
| シート高 | 850mm |
| 地上高 | 230mm |
| 重量 | 195kg |
| ABS | デュアルチャンネルABS(切り替え可能) |
| フロントタイヤ | 90/90-21 |
| リアタイヤ | 140/80R17 |
| 燃料供給システム | フューエルインジェクション |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型大型二輪 [401〜750cc] | ロイヤルエンフィールド)
“クラシック”シリーズ初の2気筒モデル ミドルクラスでグローバルな存在感を増しているロイヤルエンフィールドは、空冷350cc単気筒シリーズと空冷650cc 2気筒シリーズを多数展開。これに水冷450c[…]
8/1発売:ロイヤルエンフィールド「ハンター350」 2025年8月1日より受注を開始するのが、ロイヤルエンフィールドの新型「ハンター350」だ。注目すべきは、従来モデルから5万円以上の値下げが敢行さ[…]
英国生まれインド育ち:クラシック風味に全振りしたモデル 現存するオートバイブランドでは最古(大元のジョージ・タウンゼンド・アンド・カンパニーの創業は1851年! )と呼ばれ、1901年にオートバイの生[…]
アメリカンカラーの特別モデル 英国にルーツを持つロイヤルエンフィールドと、北米発で独自の存在感を示すアイコン・モータースポーツがコラボレーション。世界限定100台/アジア太平洋地域限定25台/日本限定[…]
要大型二輪免許の超個性派! 日本導入は2025年 ロイヤルエンフィールドのゲリラ450は、同社のアドベンチャーモデルであるヒマラヤと同じ452ccの水冷DOHC単気筒エンジンを搭載するロードスター。日[…]
最新の関連記事(新型アドベンチャー/クロスオーバー/オフロード | ロイヤルエンフィールド)
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
空冷2バルブから水冷452cc単気筒DOHCへ! ロイヤルエンフィールドの輸入販売を手掛けるピーシーアイは、フルモデルチェンジした「ヒマラヤ(HIMALAYAN)」を2024年7月18日に発売する。 […]
ロイヤルエンフィールド初の水冷エンジン「シェルパ 450」を搭載 ロイヤルエンフィールドにとって、ヒマラヤ山脈は精神的な故郷であり、いつも創造的なインスピレーションを与えてきた大切な存在。初代ヒマラヤ[…]
インドで復興したブランドが生み出したデュアルパーパスモデル ロイヤルエンフィールドの歴史は長い。メーカーとしてはイギリスで1891年に創業し、バイクの製造は1901年からスタート。その後激動の時を経て[…]
ロイヤルエンフィールド ヒマラヤ 主要諸元 ライディングポジション カラーバリエーション ロイヤルエンフィールドの魅力の一つである、豊富なカラーバリエーション。ブラック以外は、ヒマラヤの大自然をオマー[…]
人気記事ランキング(全体)
ふだんバイクに触れない層へ! スズキ×VTuberの挑戦 「バイクに興味はあるけれど、何から手を出せばいいかわからない」。そんな若い世代に向けて、スズキは極めて現代的なアプローチをとった。ホロライブD[…]
ネオクラシックKATANA唯一の不満点 令和2年排出ガス規制への適合や、電子制御システムS.I.R.S.の搭載により、現行KATANA(8BL-EK1AA)の完成度は極めて高い。150psを発揮する水[…]
釣り人のための機能を追加した、Kawasakiのジェットスキー 日本を代表するバイクメーカーとして知られるKawasaki(カワサキモータースジャパン)は、2輪車だけでなく、ジェットスキー(水上バイク[…]
CB500スーパーフォアと瓜二つ! ホンダが「モーターサイクルショー2026 Hondaブース特設サイト」内でティーザーを公開。タイトルを『Next Stage 4 You』とした動画が貼りつけられ、[…]
車種専用設計で実現する自然なフィッティング PCXやPCX160のようなスクータータイプは、一般的なネイキッドバイクと異なり、ハンドルバーの多くがカバーで覆われている。そのため、市販の汎用クランプバー[…]
最新の投稿記事(全体)
アルピーヌがこだわり抜いたRRパッケージへ 現在のアルピーヌはルノーのスポーツ部門、ルノースポールを吸収合併した「組織」となっていますが、V6ターボをリリースした1984年当時は単純にルノーの子会社と[…]
波状路を制する者は、大型バイクのすべてを制す 実はあのガタガタ道には、数百キロの鉄の塊を指先一つで操るための「究極のライディング・エッセンス」がこれでもかと凝縮されているのです。そしてそれが公道走行に[…]
電スロ(TBW)とEクラッチの組み合わせはホーネットとともに初! トランザルプにもEクラッチ仕様が登場! 同時デビューのCB750ホーネットと同じく、ライダーのスロットル操作を電気信号に変換し、スロッ[…]
ヤマハが400のレプリカ第1弾でトップセラーに! 1960年代から、ヤマハといえば世界GPロードレースで活躍するメーカーとして名を馳せていた。 しかし4ストの1980年にリリースしたXJ400は、ツー[…]
まさに「走るピット作業」!? 圧倒的インパクトのラッピング カエディアといえば、代表の飯沢氏が自らレース未経験からわずか10ヶ月でチームを立ち上げ、2025年の鈴鹿8耐SSTクラスでいきなり予選2位・[…]
- 1
- 2








































