
通勤や通学で絶大な人気を誇るホンダPCXだが、ハンドルカバーで覆われたデザインゆえに、スマートフォンホルダーやUSB電源の取り付け場所に悩むオーナーは少なくない。デイトナから発売されたマルチマウントバーは、そんな拡張性の悩みをスマートに解決してくれるアイテムだ。
●文:ヤングマシン編集部
車種専用設計で実現する自然なフィッティング
PCXやPCX160のようなスクータータイプは、一般的なネイキッドバイクと異なり、ハンドルバーの多くがカバーで覆われている。そのため、市販の汎用クランプバーでは取り付けが難しかったり、装着位置がしっくりこなかったりすることがあるのが難点だ。
今回紹介するデイトナの「マルチマウントバーFE」は、2025年モデルのPCX(JK05)およびPCX160(KF47)専用に設計されている点が最大の特徴である。ボルトオンで装着可能であり、車体のデザインを崩さないブラックボディとステーを採用しているため、後付け感の少ない自然な仕上がりとなる。

バーのパイプ径は一般的なφ22.2mmを採用しており、市販されている多くのスマートフォンホルダーやUSB電源ポートに対応する。取付有効長は200mmと長めに確保されているため、スマホホルダーの横にUSB電源を配置するなど、複数のガジェットを並列で装着することも十分に可能だ。
実用性を高める耐荷重と適合の注意点
本製品の耐荷重は1kgに設定されており、走行中の振動でもスマートフォンやナビ機器を安定して保持できるスペックとなっている。特に通勤などで毎日使用する場合、マウントのグラつきはストレスになるため、専用設計による剛性感はメリットとなるだろう。
ただし、導入にあたってはいくつか注意点もある。ハンドルやマスターシリンダー、リアブレーキホルダーなどを社外品に交換している車両には取り付けができない場合があるほか、マスタークランプタイプのヘルメットホルダーとの同時装着も不可とされている。あくまでノーマル状態に近い車両への装着が前提となっている点は、購入前に確認が必要だ。
取材時点で、Amazonでは3815円で販売されている。

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