ロイヤルエンフィールドの輸入販売を手掛けるピーシーアイは、フルモデルチェンジしたミドルアドベンチャー「ヒマラヤ(HIMALAYAN)」を2024年7月18日に発売すると発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド
空冷2バルブから水冷452cc単気筒DOHCへ!
ロイヤルエンフィールドの輸入販売を手掛けるピーシーアイは、フルモデルチェンジした「ヒマラヤ(HIMALAYAN)」を2024年7月18日に発売する。
インド北部にそびえるヒマラヤ山脈は、インド人にとって、ロイヤルエンフィールドにとって、いつでも憧れの旅路。バイクでヒマラヤ山脈を冒険するというシンプルかつ強烈なコンセプトで開発された初代「ヒマラヤ」は、空冷2バルブの単気筒という前時代的にも思えるエンジンを搭載していたが、それゆえのタフさと優しさによって、多くのライダーをヒマラヤへと運んでいった。
新型ヒマラヤは、ロイヤルエンフィールドで初となる水冷エンジン「シェルパ450」を搭載。倒立フロントフォークを採用し、前後ストロークは200mmを確保するなど足まわりも強化され、タフなアドベンチャーツアラーとして飛躍的な進化を遂げた。それでいて、ヒマラヤならではの優しさも継承しているという。
メーターにナビ画面を表示することもできるトリッパーダッシュ、LEDヘッドライト、容量17Lのミドルアドベンチャーとしては大きめの燃料タンク、ON/OFF可能なABSなど最新世代らしいアイテムを採用。これに加え、前21/後17インチのワイヤースポークホイールは、チューブレスホイール仕様とチューブホイール仕様(受注発注)が用意されるというマニアックさも。
価格はチューブホイール仕様が88万円、チューブレスホイール仕様が89万9800円で、それぞれ車体カラーも異なる。
ROYAL ENFIELD HIMALAYAN[2024 model]
主要諸元■全長2245 全幅852 全高1316 軸距1510 最低地上高230 シート高825-845(各mm) 車重196kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 452cc 40.02ps/8000rpm 4.08kg-m/5500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■ブレーキF=φ320mmディスク+2ポットキャリパー R=φ270mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=90/90-21 R=170/80R17 ●価格&色:88万9800円(黒、白)/88万円(灰×青、灰×橙、茶) ●発売日:2024年7月18日
チューブレスホイール仕様
チューブホイール仕様 ※受注発注カラー
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ロイヤルエンフィールド)
要大型二輪免許の超個性派! 日本導入は2025年 ロイヤルエンフィールドのゲリラ450は、同社のアドベンチャーモデルであるヒマラヤと同じ452ccの水冷DOHC単気筒エンジンを搭載するロードスター。日[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
クルーザーベースなのに意外にスポーツ性高し! ロイヤルエンフィールドの日本国内ラインナップには、このショットガン650のほかに648ccの空冷パラレルツインエンジンを搭載するモデルが3機種ある。カフェ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
取り柄はレトロなスタイルだけじゃない。最新のクラシックは基本性能の高さが魅力 トライアンフやノートン等と同様に、イギリスで創業したロイヤルエンフィールドは、1901年にバイクの生産を開始した世界最古の[…]
最新の関連記事(新型バイク(外国車/輸入車))
「BMW R12nineT」ベースで、よりダイナミックに 新型BMW R12Sは、1970年代に数々の伝説を残した究極のレーシングマシン「R90S」を彷彿とさせるシルエットとカラーリングに加えて、BM[…]
レーシングマシン「R90S」を彷彿とさせるシルエットとオレンジカラー BMWは、BMWモトラッドのヘリテイジカフェレーサー「BMW R12S」を国内200台限定で発売すると発表。1月22日より200台[…]
CFMOTOショールームを展開するクロニクル(千葉県松戸市)は、水冷DOHC単気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「250SR-S」を2025年2月1日に発売決定したと発表した。 この軽二輪フルカウル[…]
プロトは国内導入を前のめりに検討中! イタリアで1911年に誕生し、現在は中国QJグループの傘下にあるベネリは、Designed in Italyの個性的なモデルをラインナップすることで知られている。[…]
タンクのカラーは“Benny Yellow Special” マットモーターサイクルズジャパンは、軽二輪ロードスターの「GT-SR 250」をベースとした特別仕様車「BENNYʼS.LTD.×JAPA[…]
人気記事ランキング(全体)
チーム・ロバーツの誘いを断った唯一のライダー 年末年始に5泊6日でお邪魔した、アメリカ・アリゾナ州のケニー・ロバーツさんの家。家族ぐるみで仲良くさせてもらっていますが、実は僕、現役時代にケニーさんが監[…]
元々はブレーキ液の飛散を防ぐため フロントブレーキのマスターシリンダーのカップに巻いている、タオル地の“リストバンド”みたいなカバー。1980年代後半にレプリカモデルにフルードカップ別体式のマスターシ[…]
多板式クラッチ構造を知ると、停車時を除いて必要以上にレバーを握っているのがわかる クラッチのレバー操作は、発進はもちろん、ギヤチェンジの度に切ったり繋いだり(放したり)とあまりに頻繁……左手が疲れて嫌[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
1位:ホンダ新型「CB1000」8月時点最新情報まとめ ホンダがCB1000ホーネットをベースに、CB1300の後継機として開発を進めているというウワサの新型CB1000。その8月時点のスクープ情報ま[…]
最新の投稿記事(全体)
論より証拠!試して実感その効果!! 老舗カー用品ブランドとして知られる『シュアラスター』が展開するガソリン添加剤「LOOPシリーズ」。そのフラッグシップアイテムであるのが『LOOP パワーショット』。[…]
優れたグリップ力とハンドリング性能を誇るスポーツツーリングラジアル ミシュランが大型スクーター向け新型スポーツツーリングタイヤ「MICHELIN POWER SHIFT(ミシュラン パワー シフト)」[…]
「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の電動バイク! 充電バイクでニッポンを縦断する人情すがり旅「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」。そこで活躍しているヤマハの電動バイク、E-Vinoが青島文化[…]
チーム・ロバーツの誘いを断った唯一のライダー 年末年始に5泊6日でお邪魔した、アメリカ・アリゾナ州のケニー・ロバーツさんの家。家族ぐるみで仲良くさせてもらっていますが、実は僕、現役時代にケニーさんが監[…]
デュアルLEDプロジェクターヘッドライトの鋭い眼光! ホンダは、昨秋のEICMAで発表した新型「CB750ホーネット」を、予告通り国内モデルとして正式発表した。 アシスト&スリッパークラッチを採用する[…]
- 1
- 2