新CB400/CB1000F試乗/スペンサー来日etc。ホンダ関連注目ニューストピック【2025年9月版】

新CB400/CB1000F試乗/スペンサー来日etc。ホンダ関連注目ニューストピック【2025年9月版】

世界で生産されるバイクのうち約1/3を生産しているといわれている、日本を代表するバイクメーカーのホンダ。そんな同社について、2025年9月はどんなニュースがあったのだろうか。ヤングマシンの記事から厳選して注目トピックをお伝えする。


●文:ヤングマシン編集部

まさかのコラボ! クロミちゃんがホンダバイクと出会う

ホンダがサンリオの人気キャラクター「クロミ」と、まさかのコラボレーションを発表した。クロミがバイクに乗りたくなるというストーリーのオリジナルアニメが配信されている。さらに、松崎しげる氏主催の「黒フェス」にコラボブースを出展し、特別仕様のダックス125やCT125ハンターカブを展示するというから情報量が渋滞気味だ。異色のタッグから目が離せない!

鈴鹿でCB1000Fコンセプトに試乗のチャンス!

ホンダ乗りはもちろん、すべてのバイク好きのための祭典「HondaGO BIKE MEETING 2025」が、10月18日(土)に鈴鹿サーキットで開催される。最新モデルの試乗会や、愛車で国際レーシングコースを走れるサーキットツーリングなどコンテンツが満載だ。最大の注目は、なんといっても「CB1000F コンセプト」の先行試乗会。こちらはHondaGO PLUS会員限定なので、この機会に登録しておこう。

ホンダ初の電動ネイキッド「WN7」がついに登場!

ホンダが同社初の電動モーターサイクル「Honda WN7」を欧州で発表した。これは「EV FUNコンセプト」の量産版で、600ccクラスの出力と1000ccクラスに匹敵する100Nmもの強烈なトルクを発生させるという。航続距離は約130kmで、急速充電にも対応。固定式バッテリーを採用した本気の電動ネイキッドの登場だ。

CL250にEクラッチ仕様が追加! 走りをもっと自由に

人気のスクランブラー「CL250」がマイナーチェンジし、10月24日に発売される。最大のニュースは、発進から停止までクラッチ操作が不要になる「Honda E-Clutch」搭載モデルの追加だ。もちろん、ライダーが任意でクラッチレバーを操作することも可能。メーターの視認性なども向上し、価格はEクラッチ仕様が70万4000円となっている。

タイから限定ダックス125が登場!

タイのホンダ販売店カブハウスから、プレミアムな限定車「DAX Royal Limited Edition」が登場した。1976年のダックスをオマージュしたカラーリングとグラフィックが最高にクールだ。クローム仕上げのキタコ製フェンダーや専用のレザーシートなど、こだわりが詰まっている。残念ながら受注は終了しているが、この遊び心溢れるパッケージはカスタムの参考になりそうだ。

俺たちのヨンフォアが帰ってくる! 新型CB500SF発表

4気筒ネイキッドの血統を受け継ぐ新型「CB500 SUPER FOUR」が、中国の重慶ショーで発表された。新設計の502cc並列4気筒エンジンは、Eクラッチ搭載を前提に設計されたとみられる最新ユニットだ。日本では「CB400 SUPER FOUR」の商標が出願されており、名車CB400SFの後継機登場はもはや確実といえよう。

伝説のスペンサーが熊本に! ファン垂涎のイベント開催

10月5日(日)にホンダ熊本製作所で開かれる「Honda モーターサイクル ホームカミング 熊本 2025」では、なんと、伝説のライダー、フレディ・スペンサー氏が来場。GPダブルチャンピオン40周年記念のトークショーや、CB1000Fコンセプトを語るプログラムが実施されるという。’82年デイトナレーサーのエンジン始動も予定されており、歴史と未来を体感できる一日が過ごせるぞ。

欧州で人気のADV350が2026年モデルへ進化

欧州で人気のクロスオーバースクーター「ADV350」の2026年モデルが発表された。タフなアドベンチャースタイルとスクーターの利便性を融合させ、欧州では3万5000台以上を売り上げたヒットモデルだ。2026年モデルでは新色3色が追加され、全4色のラインナップとなる。日本導入は未定だが、この流れで国内向けに「ADV250」が登場することに期待したい!

GB350Sが驚きの姿に! 欧州カスタムコンペが熱い

ヨーロッパを舞台に開催されたホンダのカスタムコンペ「Hondacustoms」で、GB350Sをベースにしたマシンが火花を散らした。7か国から集まった11台の頂点に立ったのは、イタリアのビルダーが手がけた「Hachimaan」だ。日本の戦いの神「八幡」の名を冠し、ハードテール化までするという過激なジャパニーズボバースタイル。自由な発想には脱帽だ。

4気筒400ccフルカウルが30年ぶりに復活か!?

中国の重慶モーターサイクルショーで、ホンダが新型「CBR500R FOUR」を世界初公開した。新設計の4気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツで、日本国内では「CBR400R FOUR」の商標も出願済みだ。これが実現すれば、ホンダの400ccクラス4気筒フルカウルスポーツは、1996年のRVF以来、じつに30年ぶりの復活となる。ライダーたちの期待は高まるばかりだ。

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