
トム・クルーズ主演で2022年に公開され、今なお話題に事欠かない『トップガン マーヴェリック』。シネマコンサートの開催決定や、制作チームを同じくする映画『F1/エフワン』も注目されている今、同作の魅力を振り返りたい。そこで公開当時の2022年に日本上陸した劇中車を、その細部まで子細漏らさず撮り下ろした模様をプレイバック。とくに、36年分の歳月を再現したGPZ900Rのリアルな姿は、第1作を知る者なら感涙必至。DVDやサブスク配信を見つつ、興奮を追体験しよう!
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●写真:箱崎太輔 ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー
エンタープライズに配属された部隊
赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作に登場したエンタープライズに配属され、ベトナム戦争に参加した。
【エンタープライズに配属された部隊】
夜間の戦闘が得意なブラックライオンズ
星座の獅子座と黒いライオンは「ブラックライオンズ」と呼ばれた「第213戦闘飛行隊(VF-213)」のエンブレム。夜間行動に優れ、空母キティホークやエンタープライズに乗艦した。
【夜間の戦闘が得意なブラックライオンズ】
牛のクソは禁止! インチキじゃないぜ
Bull Shit(牛のウンチ)は、スラングで「ウソだ! ありえない!」的な意味。第1作ラスト付近で同じセリフがある。これを禁じているため「インチキじゃないぜ」的な意か。
【牛のクソは禁止! インチキじゃないぜ】
ノロマじゃダメ!
シルエットの七面鳥=TURKEYはスラングで「ノロマ」の意。これを禁じた「No TURKEY」は「テキパキやろうぜ」的な気合いを表す。カウル分割部に貼られ、剥がれそう!
【ノロマじゃダメ!】
これぞトップガンの証!
米軍航空戦パイロットのエリート養成学校「アメリカ海軍戦闘機兵器学校」、つまり「トップガン」のパッチがコチラ。敵機ミグをロックオンしたイラストをあしらい、目立つ位置に貼られている。
【これぞトップガンの証!】
マーヴェリック号の燃料タンク左側ステッカー
自分に言い聞かせている?
タンク両面のステッカーはほぼ同じだが、左サイドは「NO Bull Shit」に代わり、「NO WIMps」のステッカーが。「ビビるな、弱虫になるな」とハッパをかけている!?
【自分に言い聞かせている?】
剥がれも再現!
サイドカバーに貼付されたトップガンの証には剥がれかけた雰囲気も。このステッカーがたくさん貼ってあるってことは余程優秀だったってこと!
【剥がれも再現!】
マーヴェリック号の燃料タンク上側ステッカー
第1作に撮影協力、実在した部隊だ
青いワシは「第51戦闘飛行隊(VF-51)」の部隊章。「SCREAMING EAGLE」と呼ばれ、第2次大戦中に設立された由緒ある部隊だ。こちらもミラマー基地が拠点で、第1作の撮影に協力したことで有名。
【第1作に撮影協力、実在した部隊だ】
「火の鳥」は第1作の所属部隊
第1作で主人公が所属していたのは戦闘飛行隊「VF-1」。後に戦闘攻撃隊の「VFA-1」になったようだ。デザインは「第110空挺早期警戒飛行隊(VAW-110) 」の部隊章がモデルで、映画の舞台と同じミラマー海軍基地が拠点だった。
【「火の鳥」は第1作の所属部隊】
マーヴェリック号のテールカウルステッカー
速度無制限だぜ!
メーターで強調されていたように、アメリカのハイウェイは当時、上限55マイル(約89km/h)だった。1974年からオイルショックの影響で規制されたもので、1987年に解除。第1作はまだ制限中で、このステッカーは「速度制限ナシ」を意味する。
【速度無制限だぜ!】
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(GPZ900R)
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
36年の“時間”を感じる仕上がり カウルが紫外線で退色し、くすんだトーンだが、じつは緑青を用いたペイント。擦れて色が剥げ落ちた箇所も塗装だ。車体右側のエンジンケースカバーやサイドカバー、マフラーには転[…]
一大ブームが巻き起こった1986年 滑走路で戦闘機と加速競争する姿、美人教官とのタンデム、苦悩を抱えて丘の上に佇む夕暮れ──。数々の印象的なシーンに初代ニンジャ=GPZ900Rがいた。 1986年に公[…]
20年ものロングランは、ライバルに気をとられない孤高を貫く開発があったからこそ! カワサキは1972年、DOHCで900ccと先行する初の量産4気筒のCB750フォアを上回るハイクオリティなZ1を投入[…]
一大ブームが巻き起こった1986年 滑走路で戦闘機と加速競争する姿、美人教官とのタンデム、苦悩を抱えて丘の上に佇む夕暮れ──。数々の印象的なシーンに初代ニンジャ=GPZ900Rがいた。 1986年に公[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
2018 Models 初登場は王道の“火の玉カラー”のキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジでホイールのリム&スポークを切削仕上げ、および金×銀ラインの入ったメタリックスパークブラックの[…]
三輪車はもう古い?「本物のライダー」を育てる最初の1台 子どもが歩き始めた時、多くの親は最初の乗り物として三輪車や補助輪付きの自転車を買い与える。しかし、バイクを愛するあなたなら、もっと「二輪車らしい[…]
7/1:ビモータ「TESI H2 TERA」 カワサキ「Z H2」譲りの200PSスーパーチャージドエンジンと、ビモータ伝統のハブセンターステアリングを融合させた究極のクロスオーバー。ノーズダイブを抑[…]
25%増のダウンフォース、ZX-10R/RR 2026モデル登場 スーパーバイク世界選手権で幾度もの栄光を掴んできたカワサキのフラッグシップ「Ninja ZX-10R」と「Ninja ZX-10RR」[…]
2027年モデルSEに精悍なブラックが登場。価格とスペックは据え置き 「毎年仕様が変わると買い時がわからない」「また値上げしてしまうのでは」。そんな不安を抱えて購入を迷っていたライダーにとって、今回の[…]
人気記事ランキング(全体)
最大のトピックは「ペダルの廃止」。法改正の恩恵で本来の無骨なスタイルへ原点回帰! スクーターといえばいまやプラスチックのカウルで覆われているのが当たり前だが、その真逆をいったのがホンダのズーマー。外装[…]
2018 Models 初登場は王道の“火の玉カラー”のキャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジでホイールのリム&スポークを切削仕上げ、および金×銀ラインの入ったメタリックスパークブラックの[…]
83馬力へと進化した、完全新設計の2ストロークVツイン まず注目したいのは、なんといっても現代の環境規制に適合しながら公道を走れる完全オリジナルの水冷2ストローク250ccVツインエンジンだ。 ヴィン[…]
アイコンの影にあった、レーシングカーゆえの苦悩 そもそも、なぜクーペ版はあの特徴的なガルウィングドアを採用しなければならなかったのか。それは、軽量かつ強固な「スペースフレーム構造」という、当時の最先端[…]
ワークマンプラス上板橋店で実地調査! 関東甲信越地方では梅雨明けを宣言。早くも40℃オーバーの「酷暑」を記録した地域も出てきている2026年の夏。そんなハードなシーズンを乗り越え、日々のライディングを[…]
最新の投稿記事(全体)
勝ち狙い体制とプレッシャーの中、寄せ集めチームで掴んだ勝利 NCXX RACING with RIDERS CLUBの監督として鈴鹿8耐に参戦し、SSTクラスで優勝を果たしました。監督をさせていただく[…]
本格イタリアン・スクランブラーをとことん味わう!! イタリア生まれ、イタリア育ち、海外の資本が入らない生粋のイタリアンブランドで、創業は1960年代だからもう50年以上の歴史のファンティック。日本に入[…]
巻きタイプの常識を打ち破る「USB PD(Power Delivery)」専用設計! これまでの巻き付け型といえば、「手軽だけどほんのり温かい程度……」というイメージを持っていた人も多いはず。だがコイ[…]
夏の急な豪雨にも備える、コンパクトなイエローフォグ 夏は大気の状態が不安定になりやすく、ツーリング中に突然、雨が激しくなることも珍しくない。近年は局地的な大雨、いわゆるゲリラ豪雨も増えており、走行中に[…]
サーキット最速の血統を受け継ぐ猛烈な加速力 街乗り用のスマートな電動バイクかと思いきや、その中身は生粋のスポーツモデルだ。E-VOは、珠海サーキットにおいて二輪ラップタイムの記録を打ち立てた業界のベン[…]
- 1
- 2














































