ヤマハはインドネシアで、新型「YZF-R25」を発表した。ツインアイのLEDポジションライトは最新デザインとされ、中央には兄貴分のYZF-R9やYZF-R7を彷彿とさせるモノアイを配置。アシスト&スリッパークラッチなども新装備している。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
欧州&北米で昨秋登場した新型YZF-R3の250cc版
ヤマハはインドネシアで新型「YZF-R25」を発表した。2024年10月に欧州&北米で登場した新型YZF-R3と同様のモデルチェンジ内容とした250cc版だ。日本ではYZF-R3&YZF-R25ともに現行モデルが販売中だが、いずれ両車とも同様のモデルチェンジが実施される可能性は高いと思われる。
新型YZF-R25のインドネシア現地価格は7500万ルピア(日本円換算約71万4000円・1/21現在)だ。
現行Rシリーズラインナップの中では、フロントフェイスがやや旧世代だったYZF-R25だが、新型では上下2段組のツインアイ・ポジションライトと中央のエアダクトに配置されたモノアイLEDヘッドライトにより、デザインは一気に最新世代へ。さらに、MotoGPの技術に由来する新しいウイングレットも小ぶりながら新装備した。
249ccの並列2気筒エンジンは欧州の最新排出ガス規制ユーロ5+に準拠し、新たにアシスト&スリッパークラッチを採用。メーターは新型のLCDクラスターとしたほか、USBソケットやヤマハMyRideアプリでアクセスできるスマートフォン接続も備わる。
φ37mm倒立フロントフォークや軽量ダイヤモンドフレームなどは従来から継承。タイヤも従来と同様に前後バイアスだ(R3はラジアル)。ライディングポジションについても変更のアナウンスはなく、上半身の前傾が穏やかなオールラウンダー的キャラクターもこれまで通りだろう。
YZF-R25、YZF-R3ともに日本仕様も登場確実と思われ、時期については現行モデルの発売から約2年が経過していることからそう遠くないことが予想される。続報を待ちたい!
YAMAHA YZF-R25[2025 Indonesia model]
主要諸元■全長2090 全幅720 全高1135 軸距1380 シート高780(各mm) 車重166kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 250cc 36ps/12000rpm 2.4kg-m/10000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ※諸元はインドネシア仕様
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