取材は土曜日で、週明け月曜日からはセパンでのテスト…と、現役を引退しても忙しさはあまり変わりない、と語る中上さん。「世界選手権を15シーズン、モトGPを7シーズン戦った今の心境は…長かったです。でも悔いは一切ない。マシン開発は新たなチャレンジ、フレッシュな気持ちで挑めます。現役時代は日本(開発)と欧州(現場)の間によく溝ができると感じていたので、ライダーや現場をよく知る自分が彼らの話を聞き、HRCと共有していきたい。それをライダーとして聞けるのが大きな強みと思っています」ホンダが最強の時代も、ここ数年の難しい状況も両方を知る中上さん、ホンダ再起の切り札になることを大いに期待!!