エリミネーター/SEのディテールを解説!
トラディショナルな雰囲気の丸型LEDヘッドライトはφ130㎜。上下に分割してハイ/ロービームを点灯するが、消灯側にポジションランプを装備することで全体が光っているように見せる小憎らしい演出も。
ワイドかつフラットなハンドルバーを採用し、リラックスしたポジションを実現。左右の切れ角は35度あるので街中の小回りシーンなどでも安心だ。
フロントを絞り込んだ形状のシートは見た目に肉厚な印象。シート下のゴムダンパーが不快な振動を抑制する。
ライディングポジションをZ400と比較。
ライディングポジションをバルカンS(650)と比較。
シートはアクセサリーとしてローシート/ハイシートをラインナップ。
標準シートはシート高735mm。写真はツートーンのシートレザーとステッチを施したSE専用品(以下同)だ。
ハイシートはシート高765mm。
ローシートはシート高715mm。
幅広で薄めの燃料タンクは容量12L。
並列2気筒エンジンはダウンドラフト吸気を採用し、48psを発揮する。アシスト&スリッパークラッチも標準装備。
複雑に湾曲したエキゾーストパイプ。
水平基調のマフラーがロー&ロングなスタイリングデザインに寄与。触媒は集合部に搭載している。
φ41mm正立フロントフォークにφ310mmディスクブレーキ、2ピストンキャリパーを組み合わせる。
リヤサスペンションはツインショックを採用。プリロード調整機構を備えている。
新設計のオールデジタルインストゥルメンタルパネル。エリミネーターの正統派スタイルに無理なく溶け込みながらモダンさも忘れない。スマートフォン接続機能も持ち、専用アプリ「RIDEOLOGY THE APP」を使用することで、車両情報やライディングログ、電話/メール着信通知、基本設定(時計など)の機能が使えるようになる。
SEは、初期のエリミネーターSEをイメージしたコンパクトなヘッドライトカウルを装備。特許出願中の独自の取り付け方法を用いているという。その下にはドライブレコーダーのカメラを装備。
SEのコックピット風景。
右ハンドルにはUSB Type-C電源ソケットを装備する。防水設計(雨中の走行は推奨せず)だ。
後ろ側にもドライブレコーダーのカメラを装備する(SE)。横長の湾曲テールランプが初代エリミネーターを彷彿とさせるディテール。もちろんLEDだ。
高張力管トレリスフレームを採用。スイングアームはエンジンに直接マウントせず、マウンティングプレートを介するタイプ(ニンジャH2と同じ)だ。
純正アクセサリー
フレームスライダー。
ラジエータスクリーン。
タンクパッド。
グリップヒーター。
グラブバー。
リヤキャリア。
このほかヘルメットロックや電装アクセサリー用リレーもラインナップする。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
概要:「心高揚させるもの」を狙った走り、それゆえの400 ロング&ローフォルムを体現しながら、痛快な走りも兼備したブランニューの「エリミネーター/SE」。ニンジャ400ベースの398cc並列2気筒を搭[…]
ユーティリティ:日本車初のドラレコ標準は配線がスマート、ETCとスマホ連動は標準 装備面で何と言っても特筆すべきはSEに標準装備されるドライブレコーダーだ。 前後映像を記録し、万一のアクシデントに対す[…]
価格やスペックは未発表なれど、実車公開に大興奮! ホンダが誇るベストセラー、CB400スーパーフォア/スーパーボルドールが生産終了となったのは2022年10月。これを残念がる声はとても多かったが、それ[…]
400ccクラスに4気筒が復活の狼煙! 北米価格は9699ドル=約125万5500円?! ホンダが誇るベストセラー、CB400スーパーフォア/スーパーボルドールが生産終了となったのは2022年10月。[…]
トップガン観たよね? 心の準備よろしく! 当WEBが11月13日付けで公開した記事『まさかのGPz900R復活!? EICMAで展示のトップガン仕様に「離陸に備えよ」の超意味深メッセージ!!』は予想以[…]
最新の関連記事(エリミネーターシリーズ)
2023年モデル:400クラス唯一のクルーザーとして復活 発売は2023年4月25日。先代となるエリミネーター400から実に15年ぶりの登場で、エリミネーター/SEの2グレード展開だった。 ニンジャ4[…]
2025年モデル概要:無印がブラック/ホワイトの2色ラインナップに 前18/後16インチホイールを履くロー&ロングフォルムなミドルクラスクルーザー「エリミネーター」。その2025年モデルでは1色のみの[…]
3種のグレードそれぞれに専用カラー カワサキモータースジャパンは、前18/後16インチホイールを履くロー&ロングフォルムなミドルクラスクルーザー「エリミネーター」シリーズの2025年モデルを発表した。[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
「2025 鈴鹿8耐 Kawasaki応援グッズ」を期間限定でオンラインショップにて販売 株式会社カワサキモータースジャパンは、2025年鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するカワサキチームを応援するた[…]
2020年モデル概要:快適装備と電子制御を新採用 発売は、2020年1月15日。マイナーチェンジが実施され、「エキサイティング&イージー」のコンセプトを堅持しつつ、装備がイッキに充実した。2019年モ[…]
遂に50ccクラスへ足がかりをつくる! 1980年にドイツのIFMA(ケルンショー)で、カワサキがAR50/80とオフロード車のAE50/80を発表したとき、世界のバイクメーカーに衝撃が走った。 なぜ[…]
Z1とともに、CB750Fourを挟み撃ちするねらいで生まれた、Z1ジュニア=Z650 公害やマスキー法、オイルショックなどが社会問題として声高に叫ばれ始めた1970年代、カワサキは2サイクルのマッハ[…]
2023年モデル:400クラス唯一のクルーザーとして復活 発売は2023年4月25日。先代となるエリミネーター400から実に15年ぶりの登場で、エリミネーター/SEの2グレード展開だった。 ニンジャ4[…]
人気記事ランキング(全体)
最新モデルはペルチェデバイスが3個から5個へ 電極の入れ替えによって冷却と温熱の両機能を有するペルチェ素子。これを利用した冷暖房アイテムが人気を博している。ワークマンは2023年に初代となる「ウィンド[…]
アウトローなムードが人気を呼んだフルフェイスがついに復活! 6月3日付けでお伝えしたSHOEIの新製品『WYVERN(ワイバーン)』の詳細と発売日が正式に発表された。 1997年に登場したワイバーンは[…]
バイクツーリングにおすすめの都道府県ティア表 バイクツーリングの魅力は、ただ目的地に行くだけでなく、そこへ至る道中のすべてを楽しめる点にある。雄大な自然が織りなす絶景、心地よいカーブが続くワインディン[…]
水冷Vツイン・ベルトドライブの385ccクルーザー! 自社製エンジンを製造し、ベネリなどのブランドを傘下に収める中国のバイクメーカー・QJMOTOR。その輸入元であるQJMOTORジャパンが、新種のオ[…]
東洋の文化を西洋風にアレンジした“オリガミ”のグラフィック第2弾登場 このたびZ-8に加わるグラフィックモデル『ORIGAMI 2』は、2023年1月に発売された『ORIGAMI』の第2世代だ。前作同[…]
最新の投稿記事(全体)
「2025 鈴鹿8耐 Kawasaki応援グッズ」を期間限定でオンラインショップにて販売 株式会社カワサキモータースジャパンは、2025年鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するカワサキチームを応援するた[…]
バイクを愛するすべての人へ 去る6月7日(土)、東京のお台場に位置するBMW GROUP Tokyo Bayにて、BMWモトラッドが主催する『NIGHT RIDER MEETING TOKYO 202[…]
ホンダの大排気量並列4気筒エンジンをジェントルかつスポーティーに TSRは鈴鹿のマフラーメーカー「アールズ・ギア」とともに世界耐久選手権(EWC)を戦い、リプレイス用のマフラーも同社と共同開発していま[…]
0.1ps刻みのスペック競争 日本史上最大のバイクブームが巻き起こった1980年代は、世界最速を謳う大型フラッグシップや最新鋭レーサーレプリカが次々と市場投入され、国産メーカー間の争いは激化の一途を辿[…]
365GTB/4 デイトナ:275GTB/4を引き継ぎつつ大幅にアップデート 1968年のパリ・モーターショーでデビューした365GTB/4は、それまでのフラッグシップモデル、275GTB/4を引き継[…]