![[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/8089e50294910c6cb163e5cb54ad137b-1.jpg?v=1679901817)
’80年代を通じて過熱し続けたレーサーレプリカブーム。このスペック至上主義の時代には、わずか1馬力の差がマシンの命運を分けることもままあった。本記事では、GSX-Rの系譜を継ぐ4バルブの250ccモデル、スズキ GSX-R250を取り上げる。 ※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。
●文:ヤングマシン編集部
過激さ控えめ”アールニーゴー”〈スズキ GSX-R250〉
’83年のGS250FWでクラス初の水冷DOHC4気筒を開発したスズキ。しかし、4バルブエンジンの投入は遅れを取り、’87年のGSX-R250まで待たねばならなかった。
心臓部はボア49×ストローク33mmの超ショートスローク設定に、独自のTSCCヘッドを装備。400の流れを汲む2眼フルカバードボディだけではなく、計10個のピストンを持つ「デカピストン」キャリパーなどの装備も兄貴分譲り。4スト250レプリカ最軽量の138kgも実現した。だが、4気筒に2連キャブなどのマイルドな特性と鉄製フレームにより、スポーツ性能ではライバルに一歩譲った。
’89では4連スリングショットキャブとアルミフレームをレプリカスタイルに包んだ250Rを追加。スポーティさを増し、豪快なパワーを楽しめた。
【’87 SUZUKI GSX-R250】■水冷4スト並列4気筒 DOHC4バルブ 248cc 45ps/14500rpm 2.5kg-m/10500rpm ■138kg ■タイヤサイズF=100/80-17 R=130/70-17 ●当時価格:51万9000円
スズキ GSX-R250の系譜
’87 スズキ GSX-R250
【’87 SUZUKI GSX-R250】待望のDOHC4バルブ水冷直4で登場。2万円安でハーフカウル版もあった。
’88 スズキ GSX-R250
【’88 SUZUKI GSX-R250】ビルトインウィンカーや黒いメーター文字盤などを採用。’89で外装を変更した。
’89 スズキ GSX-R250R
【’89 SUZUKI GSX-R250R】4連キャブと新設計エキパイでパワフルに。アルミフレームやレプリカ風カウルも投入。
’88 スズキ GSX-R250 SP/’89 GSX-R250R SP
スズキ GSX-R250 前史
’83 スズキ GS250FW
【’83 SUZUKI GS250FW】250では世界初の水冷直4を搭載。4スト250最強の36psをマークした。
’85 スズキ GF250
【’85 SUZUKI GF250】GSの後継機として、丸眼ネイキッドに新生。41psにパワーアップ。
ユニークな派生モデルも色々あった
’89 スズキ COBRA:王道カウルレス版
【’89 SUZUKI COBRA】 250Rベースの丸眼ネイキッドで、4in1マフラーを装備。ミッションは5~6速をローギヤード化し、アップハンドルも採用。公道での扱いやすさを追求した。主要諸元■水冷4スト並列4気筒 249cc 45ps/15000rpm 2.6kg-m/11500rpm ■139kg ●当時価格:53万9000円 1989年
’89 スズキ BANDIT250/’91 BANDIT250LTD:R250R譲りの直4を搭載
【’89 SUZUKI BANDIT250/’91 BANDIT250LTD】コブラの後継機として登場。400並みの大柄なシャーシに250Rの強心臓と4in2in1マフラーを採用した。兄貴分と同様、ロケットカウルのリミテッドを追加。’95でフルチェンジし、VC仕様も登場した。
’89 スズキ ACROSS:まさかのメットイン
【’89 SUZUKI ACROSS】 R250をベースにフルカバードボディを与えたツアラーバージョン。通常の燃料タンクの部分を25Lのメットインスペースとした。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事([連載]青春名車オールスターズ)
ナナハン並みの極太リヤタイヤに見惚れた〈カワサキ GPZ400R〉 レーサーレプリカブーム真っ只中の1985年。技術の進化に伴い、各社はレースで培ったテクノロジーをフィードバックさせたモデルを多く打ち[…]
ヤマハXJ400:45馬力を快適サスペンションが支える カワサキのFXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。FXに遅れること約1年、1980年6月に発売された[…]
ヤマハFZR400:極太アルミフレームがレーサーの趣 ライバルがアルミフレームで先鋭化する中、ついにヤマハもFZの発展進化形をリリースする。 1986年5月に発売されたFZRは、前年に発売されたFZ7[…]
スズキ バンディット400:GSX-Rのエンジン流用ネイキッド 59psというクラス最強のパワーを持ち、1984年に華々しく登場したGSX-R。 レーシーに設定されたこのマシンの心臓部の実用域を強化し[…]
ヤマハFZ400R:ワークスマシンと同時開発 市販レーサーと同時開発したNS250Rがリリースされた1984年5月。 400クラスにも同様の手法で開発されたマシンが、ヤマハから世に放たれた。 FZ40[…]
最新の関連記事(名車/旧車/絶版車)
やっぱりドゥカティ!小さくても高速域の信頼性は抜群⁉【ドゥカティ125スポーツ(1950年頃)】 今やスポーツバイクのハイエンドといえば、ドゥカティこそ真っ先に上がるメーカーですが、会社設立当初(19[…]
第1位:ホンダ CB1000F/SE 284票 堂々の第1位は、伝説のCB750Fをモチーフにした新フラッグシップ、CB1000F。スーパースポーツ譲りのエンジンを搭載し、最新の電子制御を纏いながらも[…]
“水冷”と、その存在感から「ウォーターバッファロー」の愛称も 1971年の東京モーターショーにGT750が出品された当時、観客はラジエーターの大きさや、フィンの見えないシリンダーブロックに目を丸くした[…]
どう計算したって同じようにはなれない 2025年のホンダ熊本イベントでフレディ・スペンサーと話せる機会を得て、あらためて彼は「天才」だと感じたね。僕が高校時代にバイクの免許を取った頃には、もうスペンサ[…]
スペンサーの世界GPでの大活躍がAMAレースの注目度を高めた 旧くからのバイクファンなら、だれもが“ファスト・フレディ”の愛称を知っているだろう。1983年に世界GP500でチャンピオンに輝き「彗星の[…]
人気記事ランキング(全体)
原付二種の身軽さに、高速道路という自由をプラス 毎日の通勤や街乗りで大活躍する125ccクラス。しかし、休日のツーリングで「自動車専用道路」の看板に道を阻まれ、遠回りを強いられた経験を持つ人は多いはず[…]
まもなく帰ってくるぞ“パパサン”が! 空冷スポーツスター復活。そんな胸躍るニュースが飛び込んできた。米国ハーレーダビッドソンは5月5日(現地時間)、2026年第1四半期決算の発表にて、新たな成長戦略「[…]
転倒後に本コースを横切る……あれはナシ 物議を醸したスペインGPのスプリントレース。2番手を走っていたマルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)が8周目の最終コーナーで転倒したことが発端[…]
免許返納後の「買い物の足」問題、もう悩まなくていい 高齢の親を持つ世代にとって、運転免許の自主返納は避けて通れない悩ましい問題だ。車さえあれば遠くのスーパーにも行けるし、特売日でまとめ買いをしても楽に[…]
カワサキZ900RS用LEDテールランプが登場 電子制御スロットルやIMUを獲得し、最高出力116馬力へと進化を果たした2026年モデルのカワサキ「Z900RS」に向け、ヴァレンティから「ジュエルLE[…]
最新の投稿記事(全体)
夏の厳しい日差しや暑さに悩むライダーへ。 強い日差しやヘルメット内にこもる熱気は、長時間のライディングにおいて体力を奪う大きな要因となる。そうした不満を解消すべく、快適性を徹底的に追求して生まれたのが[…]
走れば走るほど増える維持費、なるべく抑えたい バイク乗りを常に悩ませるのが、じわじわと財布を削り取るガソリン代と維持費の壁だ。日々の通勤やちょっとした買い物で距離が伸びれば伸びるほど、その出費は馬鹿に[…]
GB350シリーズの違いは『見た目だけ』じゃありません! トラディショナルなデザインに味わい深い空冷単気筒エンジンを組み合わせた『GB350』シリーズは、バイクの原点を感じさせるスタイリングと走りで、[…]
「あいつは終盤に追い上げてくる」がライバルにプレッシャー フランスGPウィークですが、日本のMotoGPファンの皆さんが大注目している小椋藍くん(Trackhouse MotoGP Team)について[…]
ミラー位置を調整可能 本製品を装着することで、ミラー位置を外側にしたり角度を見やすい位置に調整したりといったセッティングの幅が大きく広がる。体格差はもちろん、アップハンドル化やポジション変更を行った車[…]
- 1
- 2

![スズキ GSX-R250|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2020/03/suzuki-gsx-r250-768x516.jpg?v=1585397529)
![スズキ GSX-R250|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-04-768x512.jpg?v=1679901251)
![スズキ GSX-R250|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-05-768x605.jpg?v=1679901259)
![スズキ GSX-R250R|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-06-768x512.jpg?v=1679901269)
![スズキ GSX-R250SP|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-07a-768x512.jpg?v=1679901278)
![スズキ GSX-R250R SP|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-0yb-768x512.jpg?v=1679901281)
![スズキ GS250FW|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-02-768x512.jpg?v=1679901498)
![スズキ GF250|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-03-768x512.jpg?v=1679901504)
![スズキ COBRA|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-08_C-768x512.jpg?v=1679901755)
![スズキ BANDIT250|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-09-768x512.jpg?v=1679901717)
![スズキ BANDIT250LTD|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-10-768x512.jpg?v=1679901718)
![スズキ ACROSS|[’87-]スズキ GSX-R250:満を持して登場! スズキの4バルブ250ccレプリカ【青春名車オールスターズ】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2023/03/101-11-768x512.jpg?v=1679901653)

































