ホンダは、ジャパニーズビッグネイキッドの象徴ともいえる「CB1300スーパーフォア/スーパーボルドール」の各SPモデルにニューカラーを設定するとともに、ビッグワンシリーズの誕生30周年を記念した受注期間限定モデルを発表した。標準モデルの発売は年明けだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
メタリックレッドのフレーム、30周年記念ロゴほか特別色を配した30周年記念車
1992年にCB1000スーパーフォアが『プロジェクト ビッグワン(PROJECT BIG-1)』の名のもとに誕生してから、今年で30周年。ホンダは、これを記念した受注期間限定モデルのCB1300スーパーフォアSP 30th Anniversary」および「CB1300スーパーボルドールSP 30th Anniversary」を、2022年12月15日に発売した。
これら2車は、ホンダが国内SNSで先行公開していたもので、金ラインの入ったスペシャルカラーや燃料タンク上面の30周年記念ロゴ、ゴールドホイール、ゴールドのポイントカバーなどが配された特別仕様。ベースになったのは、前後オーリンズ製サスペンションと、フロントブレーキにブレンボ製ラジアルマウント式4ポットキャリパー、専用のリアルステッチシートを採用した『SP』だ。
販売計画台数は720台としているが、昨年発売されたCB1100シリーズのファイナルエディションと同様に受注期間限定(2022年10月21日~2023年1月9日)での発売となり、争奪戦が予想されるので注意が必要だ。
また、レギュラーラインナップモデルの「CB1300スーパーフォアSP」「CB1300スーパーボルドールSP」には、それぞれニューカラーを設定し、同じく2022年12月15日に発売。車体色はパールホークスアイブルーの1色設定となり、クランクケースカバーがマットブラックになっている。
CB1300シリーズは2004年に現行のベースとなる第3世代が登場し、2008年にハーフカウル付きのスーパーボルドールが登場。それ以降も熟成を重ね、2018年にSPモデルが追加された。2020年には先進の電子制御デバイスを装備し、最新モデルは令和2年排出ガス規制にも適合し、フルLED灯火類やスポーツグリップヒーター、USBソケット(タイプC)など実用装備も充実した。
HONDA CB1300 SUPER FOUR SP 30th Anniversary / SUPER BOL D’OR SP 30th Anniversary[2023 model]
HONDA CB1300 SUPER FOUR SP / SUPER BOL D’OR SP[2023 model]
CB1300 SUPER FOUR SP | CB1300 SUPER BOL D’OR SP | |
車名・型式 | ホンダ・8BL-SC54 | ← |
全長×全幅×全高 | 2200×795×1135mm | 2200×825×1215mm |
軸距 | 1520mm | ← |
最低地上高 | 140mm | ← |
シート高 | 790mm | ← |
装備重量 | 266kg | 272kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ | ← |
総排気量 | 1284cc | ← |
内径×行程 | 78.0×67.2mm | ← |
圧縮比 | 9.6:1 | ← |
最高出力 | 113ps/7750rpm | ← |
最大トルク | 11.4kg-m/6250rpm | ← |
変速機 | 6段リターン | ← |
燃料タンク容量 | 21L | ← |
タイヤサイズ前 | 120/70ZR17 | ← |
タイヤサイズ後 | 180/55ZR17 | ← |
ブレーキ前 | 油圧式ダブルディスク | ← |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク | ← |
価格 | 193万6000円【30th=195万8000円】 | 204万6000円【30th=206万8000円】 |
車体色 | 青×白【30th=白×赤】 | 青×白【30th=白×赤】 |
発売日 | 2022年12月15日 | ← |
動画【CB1300】30th Anniversaryモデル登場
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