●文:ヤングマシン編集部
スズキモーターサイクルズフィリピンは、FacebookなどのSNSで10月26日に“THE MASTER OF ADVENTURE IS COMING”や“LIGHTWEIGHT VERSATILE CROSSOVER”といった文言を使った予告画像を展開。2022年10月28日にフィリピン・マニラのワールドトレードセンターにおいて新機種を導入することを示唆した。
……とはいうものの、公開された画像ではすでにVストロームSXと見られる車体がチラ見せされており、この機種が展開されると見て間違いないだろう。ただしエンジン部分は見えていないので、ジクサー150と同じ空冷154ccエンジン搭載……とかであれば、それはそれで面白い。
VストロームSXは、ジクサー250/ジクサーSF250と共通の油冷単気筒エンジンを搭載するライトウェイトアドベンチャーで、2022年4月にインドで発表。ジクサー250シリーズの例に倣えばグローバルモデルとして展開されてもおかしくないと思われていたが、ついにインド以外に国にも登場することになりそうだ。
気になるのは日本にも入ってくるのかどうかだ。インドではBS6という、欧州のユーロ5や日本の令和2年排出ガス規制に近い排ガス規制が敷かれており、これに適合しているVストロームSXであれば世界展開もしやすいはず。インドからフィリピンときたら、そのままもう少しこっちに足を伸ばせば……なんつって来年あたり、日本にもぜひ! お願いしますスズキさん!
参考(インド仕様):SUZUKI V-STROM SX[2022 India model]
主要諸元■全長2180 全幅880 全高1355 最低地上高205 軸距1440 シート高835(各mm) 車重167kg(装備)■油冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 249cc 26.5ps/9300rpm 2.26kg-m/7300rpm 変速機6段 燃料タンク容量12L■キャスター27度/トレール97mm タイヤサイズF=100/90-19 R=140/70-17 ●参考現地価格:21万1600ルピー ●色:黄、黒、赤 ※諸元等は全てインド仕様
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