ホンダは、7月6日の発表でコロナ禍によるロックダウン、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因から製品・部品入荷や物流の遅延が継続・長期化しており、生産・海外からの入荷見通しが依然として不透明な状況が続いていること、そして日本国内け二輪車に対して2022年11月生産分より「令和2年排出ガス規制」が適用(※)されることに伴い、一部機種については現行モデルの注文が生産計画に達した場合、受注を一時停止することを明らかに。これに続いて8月1日には受注一時停止機種リストにレブル500を追加した。
そして10月7日、新型「CT125ハンターカブ」の発表にともなって、同リストからハンターカブが消滅、翌週10月14日には新型「レブル250/Sエディション」を発表し、10月17日付けで同リストをからレブル250シリーズも消滅した。
そのほかの受注一時停止機種の受注再開については、今後もホンダ公式サイトおよびホンダ二輪車正規取扱店より案内があるはずだ。
2022年10月17日時点で受注一時停止している機種は以下の通り。
・Rebel 1100
・Rebel 500
・GB350
・CRF250RALLY
・CRF250L
・フォルツァ
・ADV150
・グロム
・モンキー125
※令和2年排出ガス規制 適用開始時期:新型車 2020年12月、継続生産車 2022年11月(第一種原動機付自転車にあっては、2025年11月)
上記に含まれている機種のうち、レブル500の2023年モデル、モンキー125の2023年モデル、ブランニューのADV160、新型フォルツァ(350)が海外ですでに発表され、フォルツァは250cc版の国内導入もカウントダウン状態と思われる。このほか、このリストにないCBR250RRについてもインドネシアで新型が発表され、国内では日本GP(モビリティリゾートもてぎ)でお披露目されている。
CT125ハンターカブ 国内仕様 ※10月7日発表
レブル250/Sエディション 国内仕様 ※10月14日発表
CMX500レブル 欧州仕様 ※9月27日発表
フォルツァ(350) タイ仕様 ※10月5日発表/国内仕様は250で発表か
ADV160 タイ仕様 ※10月15日発表(インドネシア仕様は7月1日発表済)
モンキー125 欧州仕様 ※9月27日発表
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