ホンダは欧州で、モンキー125の2023年モデルを発表した。注目は1967年のモンキーを再現したというニューカラーだ!
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
3色のニューカラーは全部カワイイ!
ホンダは欧州で、前年にユーロ5適合の新型エンジンを搭載してモデルチェンジしたモンキー125にニューカラーを設定、2023年モデルとして発表した。
新色のバナナイエローは黄色フレームに銀タンク、パールネビュラレッドは赤フレームに白タンク、パールシャイニングブラックは黒フレームに銀タンクがあしらわれ、倒立フロントフォークのアウターチューブやリヤサスペンションのスプリングはフレーム色に即したカラーリングが施されている。
従来の2トーンをベースとしたカラーリングと異なり、旧世代モンキーの1967年モデルのZ50Mを参照して製作されたというニューカラーは、なによりチェック柄のシートが新鮮だ。こんなの見たら、ダックス125の花柄シートなんかも期待したくなってしまう……。
モンキー125は、2021年にグロムをベースとしたロングストローク設定+5速トランスミッションの新型エンジンを搭載しつつ、それまでのモデルを大きくイメージを変えないままモデルチェンジして登場。前後12インチホイールにはダックス125よりもワンサイズ大径のブロックパターンタイヤを装着し、倒立フロントフォークなど足まわりも充実している。前転防止のためIMUを採用したABSも標準装備だ。
ホイールベースは1145mmと短く、シート高775mmはあらゆるユーザーに門戸を開いている。
これらのニューカラーがそのまま日本仕様にも反映されるかは調査が必要だが、従来とイメージを変えたカラーリングは日本のユーザーにも大歓迎されるに違いない。続報を待ちたい!
チェック柄シートはたびたび復刻されている
HONDA MONKEY 125[2023 EU model]
主要諸元■全長1710 全幅755 全高1030 軸距1145 シート高775(各mm) 車重104kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.38ps/6750rpm 1.12kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量5.6L■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元は欧州仕様
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