’23年はヤマハYZF-R1生誕25周年。初代カラーリング復刻に期待!〈YM未来予想〉

ヤマハYZF-R1〈YM未来予想〉

●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD

YZF‐Rシリーズはヤマハを代表する一大ラインナップだ。国内では250cc2気筒のYZF‐R25に始まり、320ccのR3、旗艦として998cc4気筒のR1を展開する。さらに’22年2月、688cc2気筒のYZF‐R7が新たに追加され、R3とR1の空白を埋めることになった。

シリーズ最高峰のYZF‐R1については、’23モデルで動きがありそう。モトGPなどを管轄するFIMの公認車両リストに、R1レーサーが「New Mоdel 2023」という一文とともに登録されていたのだ。これは公道モデルのモデルチェンジも大いに期待できる!

詳細は不明だが、ライバルが採用しつつあるウイングレットに期待。さらに、’26年以降に排ガス規制のユーロ6が導入される見込みだが、その前に性能を絞り出した渾身のモデルチェンジを期待したい。’23年は初代R1登場から25周年となるだけに、タイミングとしても最適だ。

【予想モデル:’23 YAMAHA YZF-R1】’22年6月、FIMの公認車両のリストに’23年モデルとして「YZF1000W」が追加された。これはYZF-R1の内部コードで、“W”は競技用車両を指す。つまり’23モデルに新型R1レーサーが投入されることを意味している。となれば公道モデルも存在すると考えたい。R1は’15年型で完全新設計され、以降はこれをベースにモデルチェンジ。’19で電脳を中心に磨き、ユーロ5に適合した。●予想登場時期:’22年秋 ●想定価格帯:240万~330万円台

【ベースモデル:’22 YZF-R1/M】モトGPマシンの技術が息づく最上級スーパースポーツ。加速が途切れない200psを実現する。変更から4年目の’23モデルでメスが入っても不思議ではない。

【どうなるクロスプレーン?!】R1独自の武器が直4クロスプレーン。不等間隔爆発でトラクションに優れるが、馬力を上げるにはロスも大きい。全面刷新もある?

【業界の噂:YZR-M1“V4化”説】モトGPマシンのYZR-M1も直4クロスプレーンを採用。ライバルに劣る最高速を伸ばすため、ホンダやドゥカティと同じくV4をテストしているとのウワサが。実現すれば市販車のR1も?!


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