読者投票で当年の人気ナンバー1モデルを選ぶ伝統の企画「マシン オブ ザ イヤー(MOTY)」。’20年から外国車部門の目玉となったドゥカティとBMWの一騎打ち。’21年はM1000RRとパニガーレV4シリーズの熾烈な争いとなったが、僅差でBMW側に軍配が上がった。
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
- 1 M1000RRが4度目の快挙!
- 2 第1位:BMW M1000RR〈117票〉ロケット加速で戴冠!
- 3 第2位:ドゥカティ パニガーレV4シリーズ〈115票〉ハナ差で首位を逃す!
- 4 第3位:ハーレーダビッドソン パンアメリカ1250シリーズ〈86票〉野心作、表彰台へ
- 5 第4位:ドゥカティ モンスター/+〈64 票〉新型になってジャンプアップ!
- 6 第4位:BMW R18シリーズ〈64票〉歴代最大の1803ccボクサーツインを抱く
- 7 MOTY 外国車部門 1~10位
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- 9 “マシン オブ ザ イヤー2021″結果発表:外国車部門【BMWが2連覇の快挙】
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M1000RRが4度目の快挙!
’98年から始まった外国車部門は、ドゥカティの最高峰モデルが勝ち星を収めるのが恒例だった。しかし’20年に異変発生。BMWのS1000RRが8年ぶり通算3勝目を挙げたのだ。’21年には、その全身チューンド版であるM1000RRがデビュー。わずか2票差でドゥカティを離し、当部門24年の歴史でBMWが4度目の快挙を達成した。次回も2強の激突に注目だ!
第1位:BMW M1000RR〈117票〉ロケット加速で戴冠!
’19モデルで戦闘力を上げたS1000RRをベースに、全身を徹底改良したスーパーバイク参戦ウェポン。心臓部の直4ユニットは5ps増の212psに到達し、最軽量グレードでは192kgと超軽量だ。4輪で有名な”M”シリーズの名をバイクで初めて襲名したことでも話題に!
【読者の声:とにかくスゴイ!】●外車の最高峰ならこれ一択(三重A.K.) ●庶民でも手が届く、まんまレーサー(岡山H.M.) ●BMWの”M”の称号は、特別な存在感と憧れがありますね(群馬K.T.) ●外車に興味はないが、これだったら乗りたいと思う魅力がある(宮城Y.S.) ●反則でしょ♪(東京T.M.)
第2位:ドゥカティ パニガーレV4シリーズ〈115票〉ハナ差で首位を逃す!
ドゥカティの最高峰スポーツで、モトGP直系の90度V4を引っ提げて’18年デビュー。’19年までドゥカティは部門7連覇をしており、通算では驚異の20勝を重ねてきた。雪辱が期待されたが、わずか2票差でBMWの後塵を拝す結果に。次回こそリベンジか?
【読者の声:カッコよさも性能も絶賛の嵐】●外車ではコレが一番気になる…!(北海道M.T.) ●モトGPでの強さは凄かった(兵庫M.T.) ●日本のSSに対抗する筆頭(東京J.D.) ●モトGPマシンに最も近いマシーン!(静岡T.S.) ●世界一美しいバイク(千葉T.N.)
第3位:ハーレーダビッドソン パンアメリカ1250シリーズ〈86票〉野心作、表彰台へ
ハーレーがアドベンチャーの分野に進出した記念すべき1台。新設計の水冷Vツインは152psとパワフルで、電子制御サスペンション仕様も選べる。多くの読者に歓迎され、新登場で3位の好発進を決めた。
【読者の声:走りにも高い評価】●歴史あるメーカーが新規ジャンルに挑戦することの意味を評価したい(群馬A.T.) ●試乗して…今年の一番は間違いなくこいつだ! だ! だ!(東京T.K.)
第4位:ドゥカティ モンスター/+〈64 票〉新型になってジャンプアップ!
同社伝統ネイキッドが完全刷新。937ccLツインにアルミフレームなどで軽量コンパクト化を果たした。前年20位の旧型から大幅アップだ。
【読者の声】●賛否両論あるけど軽いのが正義(静岡T.Y.) ●日本仕様に至っては体格に問題がある方にもハードルを下げてくれた(兵庫H.K.)
第4位:BMW R18シリーズ〈64票〉歴代最大の1803ccボクサーツインを抱く
歴代最大の1803ccボクサーツインを抱くレトロクルーザー。’21でバガースタイルを追い、初登場時の’20年より8つ順位を上げた。
【読者の声】●立派な車格、独自のエンジンが魅力(兵庫M.H.) ●優越感に浸れそう(広島J.S.) ●どんなもんだい! ハーレー君!(茨城H.K.)
MOTY 外国車部門 1~10位
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