
読者投票で当年の人気ナンバー1モデルを選ぶ伝統の企画「マシン オブ ザ イヤー(MOTY)」。アドベンチャー系を含むオフロード部門では、’20年で生産終了となったロングでラーモデル・セロー250が、強豪アフリカツインと競り合い、2連勝を飾った。
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
37年目、最後の花道を飾った!
アドベンチャー系を含むオフロード部門は、’85年デビューのセローが涙のファイナルとなり、見事栄冠を勝ち取ったのが前回。今回はエントリーから外れると思いきや、ラインナップに残っていたため、継続参戦する事態に。結果、前年と同様またも強豪アフリカツインと競り合い、セローが2連勝を果たした。3位は全面刷新したトレーサー9GTで、ランク外から躍進。同率でスズキのアドベンチャー旗艦、Vストローム1050が3位に入った。
第1位:ヤマハ セロー250ファイナルエディション〈248票〉ラストで2連覇!
“マウンテントレール”という独自の世界観で初代225が登場したのは’85年。熟成を重ねてきたが、規制強化により’20モデルで生産終了となった。ファイナル仕様は初代イメージの車体色と特製エンブレムが特徴だ。近年は’15/’18年と勝ち星を挙げており、今回で連覇も達成した。
【読者の声:万能さと扱いやすさが愛された】●なんでなくなってしまうのか、残念でならない。最高のマシン(福岡K・S) ●2台持ち可能なら絶対欲しい(東京T・H) ●愛される日本のオフローダー(北海道M・I) ●スニーカーの様に何にでも使えて扱いやすい(三重K・N) ●今後のヤマハに期待します(岩手M・M)
第2位:ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ〈202票〉安定の冒険王
’16の登場から通算3勝を挙げているホンダの最高峰アドベンチャー。’20で1000→1100に強化し、さらに戦闘力と人気を高めた。セローが消えた次回以降、長期政権を築くか?
【読者の声:性能に絶賛集まる】●大型でもオフが楽しめる(兵庫M・H) ●素晴らしさは乗った人間しかわからない。一度乗ると、他のアドベンチャーは選択肢に上がらなくなる(群馬A・T) ●山で遊ぶってなったらこれかな!(北海道R・K)
第3位:ヤマハ トレーサー9GT〈133票〉刷新で大躍進!
【読者の声】●新型となり出来がよかった(京都D・Y) ●コスパが良いから(千葉T・F ) ●豪華装備とデザインがすばらしい(神奈川A・M)
第3位:スズキ Vストローム1050/XT〈133票〉旗艦が意地の表彰台
【読者の声】●デザイン良いしお値段もいい感じで欲しい(岡山K・Y) ●積載量が他のバイクを凌駕するしなにより燃費が凄まじい(和歌山S・M)
MOTY オフロード部門 1~5位
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