“マシン オブ ザ イヤー2021″結果発表:オフロード部門【セロー涙のファイナルから2連覇】

マシン オブ ザ イヤー2021 オフロード部門

読者投票で当年の人気ナンバー1モデルを選ぶ伝統の企画「マシン オブ ザ イヤー(MOTY)」。アドベンチャー系を含むオフロード部門では、’20年で生産終了となったロングでラーモデル・セロー250が、強豪アフリカツインと競り合い、2連勝を飾った。


●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)

目次

37年目、最後の花道を飾った!

アドベンチャー系を含むオフロード部門は、’85年デビューのセローが涙のファイナルとなり、見事栄冠を勝ち取ったのが前回。今回はエントリーから外れると思いきや、ラインナップに残っていたため、継続参戦する事態に。結果、前年と同様またも強豪アフリカツインと競り合い、セローが2連勝を果たした。3位は全面刷新したトレーサー9GTで、ランク外から躍進。同率でスズキのアドベンチャー旗艦、Vストローム1050が3位に入った。

第1位:ヤマハ セロー250ファイナルエディション〈248票〉ラストで2連覇!

“マウンテントレール”という独自の世界観で初代225が登場したのは’85年。熟成を重ねてきたが、規制強化により’20モデルで生産終了となった。ファイナル仕様は初代イメージの車体色と特製エンブレムが特徴だ。近年は’15/’18年と勝ち星を挙げており、今回で連覇も達成した。

【読者の声:万能さと扱いやすさが愛された】●なんでなくなってしまうのか、残念でならない。最高のマシン(福岡K・S) ●2台持ち可能なら絶対欲しい(東京T・H) ●愛される日本のオフローダー(北海道M・I) ●スニーカーの様に何にでも使えて扱いやすい(三重K・N) ●今後のヤマハに期待します(岩手M・M)


第2位:ホンダCRF1100Lアフリカツインシリーズ〈202票〉安定の冒険王

’16の登場から通算3勝を挙げているホンダの最高峰アドベンチャー。’20で1000→1100に強化し、さらに戦闘力と人気を高めた。セローが消えた次回以降、長期政権を築くか?

【読者の声:性能に絶賛集まる】●大型でもオフが楽しめる(兵庫M・H) ●素晴らしさは乗った人間しかわからない。一度乗ると、他のアドベンチャーは選択肢に上がらなくなる(群馬A・T) ●山で遊ぶってなったらこれかな!(北海道R・K)

第3位:ヤマハ トレーサー9GT〈133票〉刷新で大躍進!

読者の声】●新型となり出来がよかった(京都D・Y) ●コスパが良いから(千葉T・F ) ●豪華装備とデザインがすばらしい(神奈川A・M)

第3位:スズキ Vストローム1050/XT〈133票〉旗艦が意地の表彰台

読者の声】●デザイン良いしお値段もいい感じで欲しい(岡山K・Y) ●積載量が他のバイクを凌駕するしなにより燃費が凄まじい(和歌山S・M)

MOTY オフロード部門 1~5位


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事