●レポート: モーサイ編集部(小泉元暉) ●写真提供: 横須賀市上下水道局
日本は地震大国だ。世界で発生しているマグニチュード6以上の地震の約20%が日本で起こっている。そのため、各地で地震による家の倒壊、道路の崩壊などが時折起こっているわけだが、実際に大地震が起きたら水や食料が確保できない状況が想定される。
消防隊員や自衛隊員たちは一刻も早く現地に向かおうとするが、崩壊した道路や瓦礫が立ち塞がったり、電話やインターネットなど連絡手段が取れない可能性もあるため、救助活動に遅れが生じるはずだ。
そういった場面で活躍するのがバイク隊だ。自衛隊の情報収集任務にあたる「第1偵察隊」は、道が整備されていない災害時でも現地に向かえるように、訓練されたバイク隊員たちで編成されている部隊があるのだが、緊急事態に活動するバイク隊は自衛隊以外にも存在する。
たとえば、神奈川県横須賀市で活動している「災害二輪調査隊」、通称「ブルトラ隊」という隊員数18名で編成されているバイク隊がある。
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