読者投票で人気ナンバー1を選ぶ伝統の企画「マシン オブ ザ イヤー(MOTY)」。ストリートスポーツビッグバイク部門ではスズキのハヤブサが選ばれ、総合部門と同時受賞を果たした。
●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)
- 1 やっぱり強い、隼が余裕のV
- 2 第1位:スズキ ハヤブサ〈298票〉堅実な姿勢を読者も支持!
- 3 第2位:カワサキZ900RSシリーズ〈171票〉部門別でも王座目前
- 4 第3位:ホンダCB1100シリーズ〈130票〉爆アゲで有終の美!
- 5 MOTY ストリートスポーツビッグバイク部門:1~10位
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やっぱり強い、隼が余裕のV
例年、各部門では総合部門とは異なるマシンが選ばれ勝利するのだが、今回は総合部門に続いて復活のハヤブサが2冠を達成。根強い人気を見せつけた。以降3位まで総合と同じ順番で、Z900RS/CB1100が続いた。特にCBは前回の圏外から大幅にランクをアップしての表彰台だ。
前回3位のYZF‐R1、6位のCBR600RRらSS勢が圏外となり、メグロK3や全面刷新を受けたMT‐09がランクイン。たびたび部門勝利を飾ったニンジャH2は’21でラストだが、票を集めきれず8位でフィニッシュした。
第1位:スズキ ハヤブサ〈298票〉堅実な姿勢を読者も支持!
人気のZに大差をつけてゴール。3代目は従来型をベースにしながら、エンジンの内部パーツをほぼすべて一新するなど異例の手法で実用域のトルクを増強。隼らしさを堅持しつつ、空力性能を追求した点などが支持された。
【読者の声:憧れであり、唯一無二の存在!】●年間バイク35台試乗して、一番興奮した(東京T.K.) ●「継続は力」の体現者。メーカーと開発陣に敬意を表したい(千葉J.M.) ●ハヤブサらしさは維持されつつ、より洗練さ、カッコよさが増したように感じたから(東京T.T.) ●ZX-14Rがない今、国内メガスポーツとして唯一無二の存在だから(愛知S.M.)
第2位:カワサキZ900RSシリーズ〈171票〉部門別でも王座目前
前年から順位を1つアップした現代版Z。デビューイヤーの’18年に同部門で優勝して以来、王座から遠ざかっているが、’22年は待望のSEが発売され、50周年記念車も登場。そろそろ2勝目なるか?
【読者の声:カッコよすぎ&バランスよし!】●2輪業界を引っ張り続けている(愛知T.H.) ●注文している。ネイキッドに興味なかったが、かっこよすぎ(山形M.S.) ●人生の最後に乗るなら昔ながらのバイクと思い、選択(神奈川T.M.) ●すべてにおいてバランスが良い(東京K.E.)
第3位:ホンダCB1100シリーズ〈130票〉爆アゲで有終の美!
現行唯一の空冷直4モデルだったが、’21年10月に生産終了が発表。11年の歴史に幕を降ろした。ファイナル仕様は注文が殺到し、注文が早期終了するほどの人気に。長い歴史を持つ空冷直4を惜しむ声が多数寄せられた。
【読者の声:「残念」「マジか」の悲鳴が…】●鷹揚というコンセプトがドンピシャの味わい深いバイク(栃木T.K.) ●空冷4発という奇跡(群馬A.T.) ●CB750フォアから半世紀にわたり続いた4気筒空冷E/G搭載CBシリーズの集大成にふさわしい(三重S.O.)
MOTY ストリートスポーツビッグバイク部門:1~10位
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