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’19年2月号から『ヤングマシン』誌が追いかけてきた「ダックス」の予想情報も今回で最後? つまり、いよいよ市販版の発表まで秒読み段階に入ったらしいのだ。
●文:ヤングマシン編集部
これまでの主な予想内容
- 鉄製プレスモナカフレーム
- グロム系最新エンジン
- 4速の自動遠心クラッチ採用
- シーソー式シフトペダル
- タンデムを考慮した大型シート
脱帽モノのこだわりで独自のキャラを確立!
元祖ダックスは、’69年に初代が登場した、愛すべき胴長短足フォルムが魅力のレジャーバイク。その現代版こそ「ST125ダックス」だ。
新たに入手した情報をまとめていこう。最大の特徴であるフレームは、やはり元祖と同じくスチールのプレスモナカで確定。もちろん完全新作で、技術的にもコスト面でも難しいにもかかわらず「元祖ダックスの雰囲気を忠実に再現したい!」というホンダの強いこだわりが見え隠れする。
さらに、ダウンタイプのフロントフェンダーとアップマフラーを組み合わせる模様で、車体カラーにはクラシカルなレッドとグレーを設定するようだ。
エンジンは’22年型のモンキー125やスーパーカブC125らと同様、ロングストローク設定の新作を搭載。モンキーの5速リターン式ではなく、C125のように4速の自動遠心クラッチを採用し、差別化を図る。
既報のとおりタンデムを重視し、大柄な車体と長いダブルシートを持つのもポイントだ。ホンダは原付二種クラスに、モンキー/スーパーカブC125/CT125ハンターカブと懐かしい名車モチーフのモデルを続々投入してきた。ダックスはその第4弾となるが、今までのホンダ原二軍団にはない魅力的な個性を持たせてきたというわけだ。これはまたしても争奪戦必至か…!?
[YM未来予想] ’22 ホンダST125ダックス:あとは正式発表を待つばかり
【’22 HONDA ST125 DAX|IMAGE CG】バックボーン鋼板プレスフレームを最新技術で製作。元祖ダックスの独特なフォルムを見事に再現するらしく、質感も高そうだ。●想定価格帯:45万円前後 ●予想登場時期:’22年3月 ※写真は予想イメージ
やはりアップマフラーは押し出し感アリ。ダックスは初期型=青のイメージが強いが、この色も似合う。いずれ青の登場にも期待! ※写真は予想イメージ
【ローフェンダーでくる?】元祖ではアップとダウンフェンダーが存在するが、新型では後者となる模様。マフラーと合わせてアップタイプになると思いきや、モンキーとの違いを打ち出すようだ。
【前足はグロム共用?】フロントフォークはグロムと同じ31mm倒立と予測。アウターがモンキーより10mm長く、ダウンフェンダーに対応する。ブレーキは220mmディスク+片押し2ポットの組み合わせ。
【アップマフラーはCT125と共用か?!】元祖にはアップとダウンマフラーの両方が存在。新型ではCT125と同様のアップマフラーを採用するようだ。マフラーガードが優秀なので、タンデムとしても足元の熱は問題ない。
【タンデム可能なゆとりの車格。ロングシートとノークラッチで同乗者も快適】モンキー[写真左]は50cc時代のフォルムを再現するため、可能な限り車体をコンパクト化。ソロシートで1人乗り仕様だ。一方の新型ダックス[写真右]は、タンデムできる肉厚ダブルシート/大柄シャーシを採用。乗車定員2名になる模様だ。5速MTのモンキーに対し、ダックスはクラッチ操作の要らない自動遠心クラッチも採用しており、イージーにタンデムを楽しめるバイクになるだろう。※タンデムイメージは身長175cm想定
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