『Gogoro Design Kit』をベースに台湾ヤマハが車体設計

ヤマハが新型バッテリー交換式スクーター「EMF」を台湾で発売! Gogoroとの協業によるEV第2弾

ヤマハは、バッテリー交換式スクーターの強豪・Gogoroと協業し、同方式の新型スクーター「EMF」を台湾で発売する。この「EMF」は、Gogoroエナジーネットワーク社により台湾国内に設置されているバッテリー交換ステーション「GoStation」を利用できるという。

日本でいう原付二種相当のパフォーマンス

ヤマハとGogoroの協業第2弾だ! ヤマハは台湾で、Gogoro Inc.との協業によるバッテリー交換式スクーター「EMF」を発売すると発表した。

このEMFは、Gogoroの市販車をべーすにOEMもモデルとして台湾で発売(2019年)したEC-05とは異なり、Gogoroが提供する、「Gogoro Design Kit」をベースに台湾ヤマハR&Dが車体設計を行ない、台湾ヤマハが生産と販売を行うモデルだ。

機能はとても充実しており、フルLEDスマートメーターに始まりNFCスマートキーによる起動、ラジアルマウントキャリパー採用のフロントブレーキなどのほか、スマートフォンリンクアプリも備える。2つのバッテリーを搭載した時の車重は114kg(非搭載時93kg)だ。出力は原付二種に匹敵する10.3ps/3000rpmだが、トルクは軽二輪並みの2.65kg-m/2500rpmもある。0-50km/h加速は3.5秒だ。

ヤマハは、2021年7月、2018年に策定した「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」を見直し、2050年までに事業活動を含む製品ライフサイクル全体のカーボンニュートラルを目指す目標を新たに設定。その中では、2050年までにおけるCO2排出量を2010年比90%の削減とすることを目標に掲げており、「EMF」はその目標達成に向け市場に投入する電動製品戦略車としている。

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]

主要諸元■全長1740 全幅765 全高1110 軸距1305 シート高785(各mm) 車重114kg(装備)■水冷モーター 10.3ps/3000rpm 2.65kg-m/2500rpm 変速機無し■タイヤサイズF=100/90-10 R=130/70-10 ●台湾参考価格:10万2800台湾元(日本円換算約42万5000円)

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブラック

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブラック

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブラック

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブラック

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブルー

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブルー

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブルー

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]ブルー

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]グリーン

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]グリーン

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]グリーン

YAMAHA EMF[2022 Taiwan model]グリーン

フルLEDのスマートメーター。

NFCによるタッチ起動が可能なアクティベーションカード。

フラットフロア設計ではなく、この位置に小物入れも。

軽量なアンダーボーンフレーム。

フロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーを採用! ディスク径は前φ200mm/後φ190mmだ。

スポーツモーターサイクルを彷彿させるスイングアームデザイン。

スポーティさを演出するリヤまわりのデザイン。

軽量アルミホイールは、リム幅 前2.15インチ/後3.0インチ。

駐車したロケーションやフリートマネジメントシステム、ナビゲーション機能などを備えたアプリと連動できる。


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