カワサキは、232cc空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載するデュアルパーパスモデル「KLX230」にシート高をマイナス55mmの830mmとしたフレンドリー仕様「KXL230 S」を設定し、2022年モデルとして2月1日に発売する。これにともない、シート高885mmの標準仕様はいったんカタログから姿を消すことになった。
●外部リンク: カワサキ
待望のローダウン仕様「S」が登場!
カワサキは、北米などで先行発表していたKLX230のローダウン仕様「KLX230 S」を国内で正式発表、2022年モデルとして発売する。空冷単気筒エンジンを搭載するスペックからするとシート高885mmの標準仕様はややスパルタンな味付けだったが、足着き性を考慮したSの登場により、このバイクを選択肢に加えるライダーは大幅に増えそうだ。
ボッシュ社と共同開発したカワサキ初のデュアルパーパスABSを装備し、6速ミッションやカワサキ伝統のペリメターフレームを採用するなど、オフロード好きの心をくすぐるスペックを備えている点は標準モデルと変わらない。車高が下がったことにともない、ホイールベースは1380→1360mmへとショート化された。
また、KLX230Sの登場とともに標準仕様はカタログから姿を消したが、世界的には標準仕様とSが併売され、日本においても今後ずっとSのみを販売するとは限らないようだ。これについてはユーザーの声次第だろうか。
価格は従来のKLX230から1万1000円増の50万6000円に。カラーバリエーションは定番のライムグリーンのほか、迷彩仕様のアーバンオリーブグリーン×エボニーがラインナップされる。
KAWASAKI KLX230 S[2022 model]
主要諸元■全長2080 全幅835 全高1110 軸距1360 シート高830(各mm) 車重136kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 232cc 19ps/7600rpm 1.9kg-m/6100rpm 変速機6段 燃料タンク容量7.4L■タイヤサイズF=2.75-21 R=4.10-18 ●価格:50万6000円 ●色:ライムグリーン、迷彩グリーン ●発売日:2022年2月1日
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