●CG:白圡学
派生機種の増加でコスパ向上を切望!
’21モデルでユーロ5対応に進化したホンダCB1000R。せっかく作ったこのエンジンをCB-Rだけにしか使わないのはビジネス的に見ると非効率的。いずれは何らかの動きが出てくるはずだ。そもそもCB1000R自体が旧CBR1000RRのエンジンを使って生まれた派生モデル。そのCBRと言えば、それこそ完全新設計で生まれたばかりのCBR1000RR-Rの存在も忘れてはいけない。こちらのエンジンをベースにした派生モデルも十分に考えられる。兄弟機種が増えれば車両価格のコスパも向上するだろう。そこで我々が出たらいいなと考えるが、下のYM未来予想車×2モデルだ。
CB-Rシリーズは変幻自在な素材
1000の他にも650/250/150/125と展開しているCB-Rシリーズ。ローマにあるホンダの海外デザインチームはこれまで趣向の違う数々のコンセプトカスタムを出品して反響を探ってきた。これを見てもCB-Rは変幻自在な可能性を秘めたモデルだということが分かるだろう。市販されるとしたらどうなる?
YM未来予想車その1=CBR1000R:CBR650Rの兄貴分
まずは「(仮称)CBR1000R」から。CBR650Rやライバル=ニンジャ1000SXのように、フルカウルだけど尖りすぎず、ツーリングからスポーツまでそつなくこなす器用なモデルとして、乗りやすいと評判のCBR650Rの兄貴的存在を予想した。RR顔のフルカウルながら、楽ちんライディングポジションでツーリングも快適だ。
YM未来予想車その2=CB1000X:オンロードに特化した快適SUV
もう1台のYM未来予想車は「(仮称)CB1000X」だ。世界的なトレンドに照らし合わせると、BMWにS1000RRの直4を使ったS1000XRがあるように、パワーを活かしオンロードに特化したSUV的モデルの追加も魅力的。ホンダの欧州スタッフが企画したコンセプトモデル・CB4Xもそうしたニーズがあることの証明だ。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
NC750Xベースのロード寄りツアラーと予想 かつてアフリカツインの弟分として名を馳せたアルプスローダー「トランザルプ」が帰ってくる!? これまでホンダのミドルクラスでは、アドベンチャーとまではいかな[…]
ZX-25Rバリエーション展開:ネイキッド版と並び400cc版にも注目 '20年のヒット作と言えば、クラス唯一の直4エンジンを引っさげたカワサキ ニンジャZX-25R。その余波を借りた400cc版ZX[…]
シリーズ展開強化のカワサキ。弟RSは2気筒か4気筒か!? '20年に完全新設計の250cc4気筒を引っ下げたニンジャZX-25Rを送り出し、企画開発能力の強さを世に知らしめしたカワサキ。この後に続くの[…]
MT-07派生のツインスポーツに期待! すっかりヤマハを代表する主力ブランドとなったMTシリーズ。そのエンジンと車体は、3気筒MT-09/2気筒MT-07ともにXSRやトレーサーといった派生車を同時に[…]
謎の3輪車、状況証拠からしてカワサキ製で間違いなし! ここで取り上げる謎の3輪バイク「NL‐TR1」は、'20年10月に開催された神戸ニューオーダーチョッパーショーに出展されていた車両。カスタムショー[…]
最新の記事
- 2025年「56レーシング」チーム体制発表! 13歳の富樫虎太郎は全日本J-GP3フル参戦、新たに9歳の木村隆之介も加入
- Wチャンピオンを手土産に世界に再挑戦!【國井勇輝インタビュー】
- 「いつから、いくら下がる?」ついにガソリンの暫定税率廃止へ! 新原付の地方税額も決着……〈多事走論〉from Nom
- 【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- 「これを待ってた」ホンダ新型CB400フルカウル「CBR400RR/CBR400R FOUR」スクープまとめ「かっけー!」
- 1
- 2