近藤スパ太郎の電動バイクに乗っタロウ!

電動バイク「スーパーソコ TC MAX」試乗インプレッション【トルクに魅了されるカフェスタイル】

近藤スパ太郎|スーパーソコTC MAX試乗インプレッション

「SUPER SOCO(スーパーソコ)」は、原付スクーターから軽二輪のロードバイクまでをラインナップする電動バイクのブランド。EVのテクノロジーとクラシック感が融合したカフェレーサースタイルの「TC MAX」は、電動バイクが持つトルクフルな走りを楽しめる1台だ。電動バイク追っかけタレント・近藤スパ太郎氏が試乗レポートする。

●文:近藤スパ太郎 ●写真:輪 ●取材協力:MSソリューションズ XEAM事業部

箱根のワインディングでTC MAXの魅力を堪能!

「スーパーソコ」はオーストラリア・Vmoto社の電動バイクブランドのひとつ。製造拠点は中国だが、スクーターもロードバイクも洗練されたデザインが人気で、ヨーロッパを中心に2000以上の販売拠点がある。日本ではXEAM(ジーム/本社・福岡県)から6車種が現在販売されている。今回、箱根のバイカーズパラダイスでジームが扱う電動バイクがレンタルで乗れると聞き、筆者は箱根に降り立ったのだ!

今回試乗した「TC MAX」は、以前紹介した原付二種・TCのハイスペックモデルで、丸いヘッドライト、ダミータンクやカフェシートなどクラシカルな雰囲気を演出するパーツはTCと同じものを採用。だが最大出力4500Wのセンターモーターを搭載するためフレーム形状が異なり、スイングアームも長く足回りも性能を向上させて、車格も少し大きくなっている。

スーパーソコTC MAX

【SUPER SOCO TC MAX】●全長×全幅×全高(mm):1982×740×1031 ●シート高:770mm ●車軸間距離:1330mm ●車体重量:約103.5kg(バッテリーを含む) ●原動機:スーパーソコ製モーター ●駆動方式:ベルトドライブ ●定格出力:3900W ●最大出力:4500W ●最大トルク:170Nm ●最高速度:95km/h* ●駆動用バッテリー:リチウムイオンバッテリー ●バッテリー電圧/容量/充電時間:72V/45Ah(3240Wh)/8~9時間 ●一充電走行距離:110km** ●タイヤサイズ(フロント90/80-17、リヤ120/70-17) ※スポーク仕様はチューブタイヤ ●車両区分:軽二輪 ●乗車定員:2名 ●運転免許:AT普通二輪~ ●車体色:ブラック シルバー ●メーカー希望小売価格: 49万2800円(スポーク/アロイ仕様ともに同価格 *ライダーの体重等により変動 **75kgのライダーが45km/h定地走行した場合 [写真タップで拡大]

近藤スパ太郎|スーパーソコTC MAX試乗インプレッション|ライディングポジション

モーター出力が大きいことから軽二輪車であるが、車体サイズは125ccのロードバイクと同じくらい。とはいえまたがってみると、コンパクトさは感じないゆったりしたポジションだ。シート高は770mmと低く足着き性がとても良い。前後重量配分はかなりフロント寄りではあるが、ライダーがまたがることで前後の重量バランスが良くなる設計…なのだと思う。車重は約103.5kgととても軽く、押し歩きも楽だ。[身長173cm/体重77kg] [写真タップで拡大]

車両を起動してスロットルを開けると、電動バイク特有の力強いトルクの味付けに少しワクワクする。だってココは箱根。周辺には楽しいルートがたくさんあるのだ。走行モードは最高速の違う1(約60km/h)、2(約80km/h)、3(約95km/h)の3つがあり、走行中に切り替えが可能だ。そのモードで走れる航続可能距離も表示されるので、これはありがたい。

箱根のワインディングを走る一般のライダーに付いて走ってみたが、楽しく一緒に走れた。いや、むしろこっちの方が加速が良く、直線で距離が縮まってしまう。ただし電動バイクにはエンジンブレーキがなく、TC MAXには回生ブレーキもないので、下りのコーナーではより的確なブレーキ操作が必要だ。

さらに良い点は、ブレーキをかけてもモーターからの動力が切断されないコト。これはスポーツ系の電動バイクに多く採用されている機能で、コーナリング中にスロットルを開けて駆動輪にトルクを与えながらブレーキをかけることも可能だ。速度が上がると、少しフロントサスペンションの物足りなさを感じるが、最高速も95km/hだし、下道メインで電動バイクの魅力を感じながら楽しく走るには十分な性能だ。

バイカーズパラダイスのレンタルにはゼロSR/Fもあったが、そちらはとてもハイスペックな電動バイク。TC MAXの方が小柄で足着きも良く、初めて電動バイクに乗るならこっちの方がEVの楽しさを気軽に体感できる。これで1時間3000円はお得。絶対に体験してみるコトをお薦めします!!

近藤スパ太郎|スーパーソコTC MAX試乗インプレッション

【ワインディングも楽しく走る!】最大登坂角が17度もあるので、かなり急な登りが続くワインディングでも気持ちよく走れた。 [写真タップで拡大]

近藤スパ太郎|スーパーソコTC MAX試乗インプレッション

【音とホイールロックで盗難を防止!】セキュリティON状態で車両を動かすと、大きな警告音とホイールロックが作動! [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|モーター
スーパーソコTC MAX|走行モードスイッチ

【高出力モーターを搭載し、高効率ベルト駆動採用!】スーパーソコ・オリジナルの最大出力4500Wの高性能モーターはココに! このカバーはABS樹脂製だ。右側の手元スイッチで、1(最高速≒60km/h)、2(最高速≒80km/h)、3(最高速≒95km/h)の3モードを走行中に切り替え可能だ。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|ベルト駆動
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静音性とモーターのパワーをロスなく後輪に伝えるベルト駆動を採用。

スーパーソコTC MAX|リヤCBSディスクブレーキ
スーパーソコTC MAX|フロンドディスクブレーキ

【前後にディスクブレーキ。CBSブレーキシステム!】前後にディスクブレーキを採用し、フロントは3ピストンキャリパー、リヤは1ピストンキャリパー式を採用。リヤブレーキをかけるとフロントブレーキも効くCBSブレーキを採用して、ブレーキバランスを向上させている。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|シングルリヤサスペンション
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自分の走りや好みに調整が可能な、シングルリヤサスペンションを搭載!

スーパーソコTC MAX|シート
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【カフェスタイルのシート。多様なユーティリティ!】最新の電動バイクでありながら、クラシカルなカフェレーサーを演出し、かつ座り心地も良いタックロール風のカフェシート。大きくてシンプルなグラブバーは、タンデム時やちょっとした荷物を固定するのにも重宝する。

スーパーソコTC MAX|パワーボタン

パワーボタンはダミータンクの前部にある。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|ハンドルロック

ヘッドパイプ右の下側にハンドルロックがある。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|LEDヘッドライト
スーパーソコTC MAX|LEDテールランプ

【灯火類はすべてLED採用。メーターはデジアナ仕様!】クラシカルな雰囲気を演出する円形の高輝度LEDヘッドライト。テールライトは可視範囲が270°あり、夜間の安全走行性を担保。ウインカーはシームレス溶着技術で高い防水性能を持つ。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|メーター

丸くレトロなメーターは航続可能距離も表示。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|リモコンキー

リモコンキーはセキュリティON/OFFや車両をスタンバイ状態に! [写真タップで拡大]

充電はバッテリーを外しても、プラグインでもOKの2WAY方式!

スーパーソコTC MAX|バッテリー収納
スーパーソコTC MAX|バッテリー収納

【バッテリーはダミータンクの中にある!】ダミータンクカバーを開けると収納スペースがあり、さらにトレーを外すとアルミ合金ケースに入ったバッテリーが現れる。 [写真タップで拡大]

スーパーソコTC MAX|バッテリー収納
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脱着する時は必ずブレーカーを切るべし!

スーパーソコTC MAX|バッテリー充電
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【満充電まで8~9時間!】バッテリーにインジケーターはないが、充電が完了すれば充電器のLEDランプが赤から緑色に変わる。

スーパーソコTC MAX|バッテリー充電
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【23kgのバッテリー】強度と防水性、安全性を高めたアルミ合金ケースに収められた3240Whの大容量バッテリーの重量は23kgとなる。

スーパーソコTC MAX|バッテリー充電
スーパーソコTC MAX|バッテリー充電

【プラグイン充電が便利だ】右側のシート下に充電口があり、ケーブルを差し込めば自動で充電が開始! [写真タップで拡大]

レンタル819南箱根店|バイカーズパラダイス南箱根
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【レンタル819南箱根店|バイカーズパラダイス南箱根】今回乗ったTC MAXのほか、ジームが扱う電動バイクが1時間3000円(一部の車両は無料)でレンタルできる(別途下記料金も必要)。●住所:静岡県田方郡函南町桑原1348-2 ●TEL:0460-83-5819 ●営業時間:[3~11月]平日9~17時 土日祝8~17時(火曜休) [12~2月]9~17時(金/土/日/祝のみ) ●Gate COST(施設運営協力費):2輪/3輪500円 ※施設利用1500円以上で割引あり

レポーター:近藤スパ太郎
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近藤スパ太郎[タレント/プロデューサー]:環境番組のパーソナリティを担当したことを機に、電動バイクの強烈なパワーにひと目ぼれ。俳優・MCの他、企画プロデューサー、芸能・制作プロダクションSPANCHOOSの代表を務める。[URL]近藤スパ太郎SPANCHOOSTwitter


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