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●取材協力:ブルズアイ
ワイドタイヤを履いてないのにこの迫力! どうなってるの??
ワイドタイヤが満ち溢れんばかりの、迫力あるM8ブレイクアウトのテールまわり。一見してノーマルの240mm幅以上のワイドタイヤを履いているように感じたが、よく見ると目の錯覚。おやおや、どういうわけだろうか?
愛知県のハーレーショップ・ブルズアイ代表の尾羽厚一郎氏に聞いてみると、リヤの太さを強調するために、フロントまわりをシャープに感じさせる手法を用いているとのこと。シャープな印象のLAチョッパーズのZバー(配線も細いハンドルの中へ通してある)や、キラーカスタムのフェアリングでフロントエンドをスッキリさせ、マフラーもバッサーニのラジアルスイーパー、軽快なショート管をチョイスした。あとは極小LEDウインカーやライセンスブラケットなどで、灯火器類をコンパクトにスッキリさせた。
効果はてきめんで、ノーマル240mm幅のまま手を入れなくとも、それ以上の超ワイドタイヤを履いていると見る者に感じさせてしまう。
ついつい、足していってしまいがちなカスタムだが、見せたいポイントを決めたら、他はいかに引いていくかというのがポイントなのだろう。真似のできるライトカスタムだからこそ、こうしたワンポイントアドバイスはとても勉強になる。
さて、見た目だけでなく実際に気持ちよく走行できなければならない。Dynojetパワービジョン+ブルズスペシャルチューニングの尾羽さんはこう言う。
「ショート管でトルクが細くならないよう注意を払いました。常用域のトルクを太くし、パワーも出ている。そして、アイドリングもハーレーらしくドコドコさせるスペシャルチューニングです!」
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