●文/写真:モトメカニック編集部 ●取材協力:喜一工具
喜一工具で取り扱いを始めた新ブランド
’50年代から海外製工具を輸入販売してきた喜一工具。クニペックス/PB/スタビレーなども喜一工具が導入したブランドである。そんな目利き専門商社が「MATADOR(マタドール)」と「TAKENOW(テイクナウ)」の取り扱いを新たに開始した。
ドイツのマタドールは1900年創業という歴史があり、1919年に世界で初めてリバーシブルラチェットハンドルを開発しドイツにて特許を取得。その後ヨーロッパで初めてのソケットレンチセットを発売する歴史あるメーカーである。
テイクナウは、広範囲をムラなく照らすCOBタイプのLEDと、衝撃を吸収する個性的な六角形のラバープロテクターが特長。どちらもこれから工具ユーザーに愛用されるはずだ。
マタドール[MATADOR]
ソケットレンチセット:DIN規格を大幅に上回る強度。ヨーロッパ車対応のサイズ設定が魅力
送り角4度を実現した90枚ギアを採用するラチェットハンドルやソケット、ビット類など使用頻度の高い工具をまとめた75点セット。ソケット差込角は1/2インチと1/4インチの2サイズで、コンパクトな1/4インチはバイクのメンテにも適している。
ポケットドライバー 4IN1:安全性に配慮したキャップ装備
玩具やメガネ、小さな電気製品の修理などに使える差し替え式のドライバー。グリップの両端にビットが挿入されており、プラスとマイナスでそれぞれ2サイズずつ、合計4サイズのネジに対応できる。キャップ付きなので保管時も安全でビット紛失の心配もない。
テイクナウ[TAKENOW]
LEDヘッドライト:本体に触れずにスマートにON&OFF。明るさ調整可能でハレーションも排除
普段の作業で使う機会は少ないかもしれないが、足まわりの整備やクルマの床下に潜るような時に手元を照らす最高の光源になるのが、オデコに着けるヘッドライト。2段階の光量調節とともに、手をかざすだけでON/OFFできる赤外線スイッチを搭載しているのがポイント。
LEDワークライト:作業に合わせて、手持ちから据え置きまで
使用環境や作業内容によって選べるワークライト。大きな「4020」は高さ266×幅236.6×奥行59mmで最大明るさは4300ルーメン、中サイズの「6017」は116×101×41.5mmで最大1400ルーメン、コンパクトな「6016」は93.5×80×35.5mmで最大700ルーメンだ。
ペンライト:グリップ根元のライトがポイント。2WAYタイプで利便性アップ
油性マーカーペンと同等の全長170mmの本体に広範囲を照らすサイドライトとスポット光のトップライトの2種類を装備。背面のマグネットで金属部分に貼り付けることができ、作業ツナギのポケットから落下しないようペンクリップも付いている。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
絶好調エンジンは「柱付きICBM®」仕様。間違いのないエンジン仕様で乗り心地抜群!! 『モトメカニック』編集部では、先ごろヤマハトレールの雄「'69 250 DT1」をフルレストアした。極低速域から不[…]
人気の理由が分かるプレセット型トルクレンチ 製造現場や修理現場を問わず、規定トルクでネジを締めるのは正確性を担保する第一歩だ。だが、その結果をどう扱うかは仕事の内容によって異なる。KTCが推進する「ト[…]
往年のF-1レーサーのイメージと現代的足まわりを融合 '82年の創業以来、オリジナルバイクを製作することにこだわり続けてきたオーヴァーレーシングプロジェクツ。その性能をアピールするのに最も効果的なレー[…]
自信を持って勧められるダチ製ステンレススポーク 廃盤のスポークでも需要が多いものは独自に製作しているスポークホイール専門店・フェイス。特にダチ製のステンレススポークは使用する機会が多く、この商品の登場[…]
より高まるスイングアームの重要性 タイヤのグリップが向上すれば、それまでは滑ることで逃げていた荷重が逃げなくなり、スイングアームが受け止めなくてはならなくなる。強度が不足していれば左右にねじれる。そこ[…]
最新の記事
- 「新型にも欲しい」650版 KATANA(カタナ)となるSV650/X 短刀(Tanto)が魅力的すぎる
- ヤマハ新型「MT-25」登場! 一部デザイン変更のほかアシスト&スリッパークラッチやスマホ連携を獲得
- ヤマハ新型「YZF-R25」登場! YZF-R9と並ぶ最新デザインの“アーバンスーパースポーツ”【海外】
- 「デカすぎ」「試作車、見たかった」〈幻名車〉2リッター「音魂(OTODAMA)」またの名をV-MAX2000
- 「キミ、暴走族なの?」昭和〜平成前期に〈警察官〉が取り締まりで言いがちだったセリフ5選!──そんな時代もありました
- 1
- 2