●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ)
知るほどにハーレーに興味津々! 3月9日発売の『ウィズハーレー』最新号vol.7では、118年に及ぶハーレーダビッドソンの歴史を一挙に振り返ります。現在でこそ電動やアドベンチャーなど革新的モデルを次々にリリースするH-Dですが、これまでどのような道を歩んできたのか、1冊でわかる完全保存版に仕上げました!!
ワクワクが止まらないH-D伝説
父親のウィリアム・ダビッドソンが裏庭に建てた小さな小屋が最初のファクトリー。現在もミルウォーキーにあるH-Dミュージアムに再現され、ファンらの聖地のひとつとなっています。
1903年、米国ウイスコンシン州ミルウォーキーでその歴史が始まります。ウィリアム・S・ハーレーが設計し、鋳型製作工だったダビッドソン家の三男アーサーが部品を製作。次男ウォルター・ダビッドソンが組み立てを担当。1号車は3人の名前をとり「ハーレーダビッドソン」と名付けられます。
ナックル/パン/ショベル…。今さら聞けない要点をわかりやすく解説
ミルウォーキーエイトやツインカムへ受け継がれてきたVツインエンジンの歴史が、「そうだったのかぁ」とより深く理解できます。ナックルヘッドにはじまる空冷OHVビッグツインの系譜は、現行モデルを知る上でもぜひとも知っておきたいポイントです。
ナックルヘッドでは鋳鉄だったシリンダーヘッドをアルミ合金製にしたのが最大の特徴となるパンヘッド。
往年の名車たちを網羅!
1977年のFXSローライダーは世界的に爆発的なヒットを記録しました。目を引くのは2in1マフラーでしょう。リアシリンダーからのエキゾーストパイプが一旦フロント側を回って、タイマーカバーのまわりを囲むようにレイアウトされてからフロントバンクからの排気管とリアショックの下で集合されます。
深く寝かせたフロントフォーク、ヘッドライトバイザー、フロントのデュアルディスクブレーキ、3.5ガロンタンクのコンソール上に埋め込まれる2連メーター、いずれも欠かすことのできないアイコンです。
ハーレーの歴史を知っている人も、そうではない人も「そうだったんだ!」と、思わずつぶやいてしまうアレコレが、この1冊にぎっしり詰まっています!!
’21モデルオールラインナップ:完全新作! 水冷60度Vツイン検証
先ごろ発表された最新2021年モデルを全機種まとめて紹介! 今シーズンの目玉と言えるのが、パンアメリカ1250/スペシャルに搭載される新開発水冷60度Vツインエンジン「レボリューションマックス」。クランクシャフト/メインシャフト/カウンターシャフトの主要3軸が日欧の最新スーパースポーツのようなコンパクトな三角配置で、エンジン幅の短縮および軽量化によりマスの集中を徹底追求していることがわかります。
ヤングマシンを母体にする専門誌だけに、新作パワーユニットを鋭く検証。ポイントをわかりやすく紹介しています。
シート高と車体重量を明記。各モデルの乗車姿勢や足つき性がひと目でわかります。
最新2021年モデルが全機種&全カラー紹介され、保存版としての価値も高い『ウィズハーレー』vol.7。「気になるあのモデル、跨るとどうなるのか…!?」にもお答えし、足つき性&ライディングポジションも一目瞭然!!
超弩級カスタムインプレ5連発!
2000cc前後のモンスターたちを今号もとことん試乗! サンダンス スーパーXR-TC、フォレストウイングM8ファットボーイ114、パフォーマンスバガーへ進化したパインバレーのロードグライド、HRD2114ccビレットシリンダーM8ローライダーS、そしてナックルヘッド搭載のロングフォークチョッパーまでも!!
今号も充実の試乗インプレッション・ラインナップ!!
スポーツスター女子がビッグツイン初体験!!
普段はスポーツスターに乗るハーレー女子・宮井聖佳ちゃんが、ミルウォーキーエイトに初ライド! でっかいハーレー、どう感じたのでしょうか?
いつものスポーツスターとは、エンジンのトルク/車体の重さ/ハンドリング、すべてが違う! ハーレー女子がミルウォーキーエイト初体験です。
カスタムトレンド丸わかり!
最新カスタムも一挙紹介。写真はトライジャによる「JIGAMI(地神)」。走りを重視しつつもスポーツスターをワイドタイヤ化し、地を這うようなスタイリングに。フレームのリア周りを大胆にカットし、そこに240mm幅の極太タイヤを装着した姿は、かなりクールです!
黒一色のマシンといえば、どちらかというと地味な印象を与えがちですが、この「地神/JIGAMI」はさにあらず。1台のカスタムマシンに込められた”和魂洋才”の精神、ぜひ誌面でお読みください。
ハーレーコンテンツ盛りだくさん!!
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