NEWモデル SOFTAIL STANDARD 試乗インプレッション!! いかにもハーレーらしいミニエイプハンドルバーとチョップドフェンダー、ソロシートやクロススポーク仕様のホイールを備え、シンプルな[…]
スタンダードからのスープアップカスタム
2012年の夏に行われたディーラーミーティングで発表された「ブレイクアウト」。その翌年には、なんとそのままのスタイルでCVOモデルとして市場投入された。以前のロッカーCからのデザイナーモデルとしての位置づけだったが、その大人気ぶりに、メーカーはその後ブレイクアウトをスタンダードモデルとしてラインナップすることを決定。翌年には唯一のソフテイル系FXモデルとしてファミリーに加わった。
現在のブレイクアウトは、デザインコンセプトはそのままだが、フレームやサスペンションを刷新した完全なニューモデルとなり、特徴でもあった直線重視のハンドリングも改善されたが、旧モデルの人気は衰えることがない。
その理由は、やはり圧倒的に伸びやかなサイドスタイリングとマッシブなリヤビューだろう。元々が限定車としてのポジションだったモデルなのだから、潔いシルエットが大きな魅力であるのは間違いない。
ならば、スタンダードモデルのパーツをCVO時代のようなものへと換装していくことで、より当時のブレイクアウトらしさが強調できるのでないかとモディファイを加えたのが、フォレストウィングが手がけたこのカスタムである。
クロームパーツを効果的に使用して、ゴージャス感を演出。大きく目立つ前後のホイールも純正のオプションホイールへと交換し、スープアップスタンダードとしての仕上がりを見せている。
エンジンは吸排気系の交換とともに、インジェクションチューニングも実施されているので、走行フィーリングはパワフル&スムーズだ。ノーマルのシルエットも崩さない見事なカスタムである。
●取材協力:フォレストウィング ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
現在のソフテイルシリーズは、フレームやサスペンション機構が刷新された優秀なシャーシーが魅力だが、ハーレーというバイクは、旧型に対する根強いファンも多いことも特徴のひとつだ。それぞれの年式に強い個性があ[…]
昨今のカスタムシーンで、高い人気を誇っている「クラブスタイル」。そのベース車としてファンから根強く支持されているのがFXR系だ。本記事では、RTBモーターサイクルがFXRとFXRDBBの異なる年代生ま[…]
いまハーレーのカスタムトレンドとなっている「クラブスタイル」。それを決定づける「FXRTレプリカフェアリング」を自社でリリースし、ミルウォーキーエイト搭載の最新ストリートボブにてスタイリッシュにまとめ[…]
この車両のオーナーは、高橋氏の奥様である。小柄な女性でも扱いやすく軽快なフットワークと、バイクを降りたさいの取り回し、そして都会的でシャープなルックスというキーワードで製作されたカスタムなのだ。 ベー[…]
ベース車両をそのまま仕上げて乗るのもOKだが、多くのユーザーは、自分だけのオリジナルカスタムを目指すだろう。その度合によって、セミオーダーかフルオーダーかという違いにもなるのだが、ここに紹介するモデル[…]
最新の記事
- 【2024年12月版】20万円台! コスパで選ぶ 国内メーカー原付二種スクーター5選!
- 価格差11万円の「CT125ハンターカブ」と「クロスカブ110」は何が違う? 最新型スペック比較&ざっくりインプレ【2024年版】
- 「2スト×4ストのハイブリッド!?」EICMAで話題のホンダV型3気筒エンジンはMotoGPマシンとしても噂があった
- カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【ゼファー再降臨・2021年モデル】
- 「カワサキ初の水冷マシンになるはずだった」〈幻名車〉2ストローク モンスター・SQUAREーFOUR 750(タルタルステーキ)
- 1
- 2