CVOモデル的なゴージャス感を演出
ソフテイルブレイクアウトのスープアップカスタム【ハーレーカスタムトレンドNEWS】
- 2020/7/21
スタンダードからのスープアップカスタム
2012年の夏に行われたディーラーミーティングで発表された「ブレイクアウト」。その翌年には、なんとそのままのスタイルでCVOモデルとして市場投入された。以前のロッカーCからのデザイナーモデルとしての位置づけだったが、その大人気ぶりに、メーカーはその後ブレイクアウトをスタンダードモデルとしてラインナップすることを決定。翌年には唯一のソフテイル系FXモデルとしてファミリーに加わった。
現在のブレイクアウトは、デザインコンセプトはそのままだが、フレームやサスペンションを刷新した完全なニューモデルとなり、特徴でもあった直線重視のハンドリングも改善されたが、旧モデルの人気は衰えることがない。
その理由は、やはり圧倒的に伸びやかなサイドスタイリングとマッシブなリヤビューだろう。元々が限定車としてのポジションだったモデルなのだから、潔いシルエットが大きな魅力であるのは間違いない。
ならば、スタンダードモデルのパーツをCVO時代のようなものへと換装していくことで、より当時のブレイクアウトらしさが強調できるのでないかとモディファイを加えたのが、フォレストウィングが手がけたこのカスタムである。
クロームパーツを効果的に使用して、ゴージャス感を演出。大きく目立つ前後のホイールも純正のオプションホイールへと交換し、スープアップスタンダードとしての仕上がりを見せている。
エンジンは吸排気系の交換とともに、インジェクションチューニングも実施されているので、走行フィーリングはパワフル&スムーズだ。ノーマルのシルエットも崩さない見事なカスタムである。
●取材協力:フォレストウィング
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※この記事はハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。
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