昨今のカスタムシーンで、高い人気を誇っている「クラブスタイル」。そのベース車としてファンから根強く支持されているのがFXR系だ。本記事では、RTBモーターサイクルがFXRとFXRDBBの異なる年代生まれの2台をベースに作り上げたカスタムモデルをそれぞれ見てみよう。
NEWモデル SOFTAIL STANDARD 試乗インプレッション!! いかにもハーレーらしいミニエイプハンドルバーとチョップドフェンダー、ソロシートやクロススポーク仕様のホイールを備え、シンプルな[…]
’94 FXR S&S TC97モーター換装車:高年式オーナーも羨むFXRクラブスタイル
フォワードコントロールだったフットペグをスポーティなミッドに戻し、カーボン製のTスポーツカウルやワイルドワンの12インチ・ハンドルバーでワイルドなスタイルに。チョッパースタイルだったストリートボブリミテッドの面影は、もはやどこにもない。
ツインカム96に入れたスクリーミンイーグルのハイカムSE-255は、トルク重視で常用回転域での力強さが増し、強烈な加速が楽しめる一方で扱いやすさも失われていない。ステンレス管ならではの重厚な低音が響き、ストリートを流すだけで痛快なエキサイティングなライドフィールを獲得している。
前後サスペンションも強化済みで、フロントはダイナ・ローライダーSより移植したカートリッジ式フォークとし、リヤはODCの14.25インチショック。
エンジン下の武骨なスキッドプレートも存在感があるが、これはカリフォルニア・ロングビーチに拠点を構えるパーツメーカー・スピードマーチャント製。こうしたワンポイントでマシンの表情をガラリと変える。クラブスタイルの枠組みの中で個性をアピールした好例だ。
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