人気の高いFXRベースのクラブスタイル

ハーレーカスタム FXR/FXRDBBクラブスタイル【RTBモーターサイクル】

昨今のカスタムシーンで、高い人気を誇っている「クラブスタイル」。そのベース車としてファンから根強く支持されているのがFXR系だ。本記事では、RTBモーターサイクルがFXRとFXRDBBの異なる年代生まれの2台をベースに作り上げたカスタムモデルをそれぞれ見てみよう。

フォワードコントロールだったフットペグをスポーティなミッドに戻し、カーボン製のTスポーツカウルやワイルドワンの12インチ・ハンドルバーでワイルドなスタイルに。チョッパースタイルだったストリートボブリミテッドの面影は、もはやどこにもない。

ベース車両は2015年式FXDBB ストリートボブリミテッド

ツインカム96に入れたスクリーミンイーグルのハイカムSE-255は、トルク重視で常用回転域での力強さが増し、強烈な加速が楽しめる一方で扱いやすさも失われていない。ステンレス管ならではの重厚な低音が響き、ストリートを流すだけで痛快なエキサイティングなライドフィールを獲得している。

前後サスペンションも強化済みで、フロントはダイナ・ローライダーSより移植したカートリッジ式フォークとし、リヤはODCの14.25インチショック。

エンジン下の武骨なスキッドプレートも存在感があるが、これはカリフォルニア・ロングビーチに拠点を構えるパーツメーカー・スピードマーチャント製。こうしたワンポイントでマシンの表情をガラリと変える。クラブスタイルの枠組みの中で個性をアピールした好例だ。

スクリーミンイーグル・パフォーマンスカムSE-255でトルクアップを果たしたツインカムエンジン。

TCBカーボンフロントフェンダー

真紅の3本ラインが目を惹くタンクコンソールもカーボンで軽快感がある。

タンク両サイドのペイントも凝っている。

エキゾーストマフラーはレッドサンダー。ステンレス製で迫力のサウンドを奏でる。

ツーアップシートは足着き性とホールド性に優れるラペラ。

もはや入手できなくなったイタリアTCBカーボンフェンダー。


●取材協力: RTBモーターサイクル ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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