オートマ仕様のエンジンに、イージーな乗降性とライポジ、そして広大な収納スペースと実用性の高いスクーター。大排気量車になれば防風性や収納を活かして高速ツーリングもこなせる。個性派海外勢からまずはBMWとプジョーのラインナップを紹介する。■BMW C650GT/スポーツ|C400GT/X ■プジョー ジャンゴ シリーズ|シティスター125シリーズ|スピードファイトシリーズ|ツイート150
●文:沼尾宏明、中村友彦、田宮徹 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
- 1 BMW C650GT:プレミアムに旅するスクーター版のRT
- 2 BMW C650スポーツ:走りも質感も抜群。BMWらしさ満点だ
- 3 BMW C400GT:都会を高速道路をクールに駆け抜ける
- 4 BMW C400X:GSテイストが漂うアーバンマキシ
- 5 プジョー ジャンゴシリーズ:旅も遊びもOK。バリエーション豊富
- 6 プジョー シティスター125シリーズ:フランスで鍛えた足まわり
- 7 プジョー スピードファイトシリーズ:フランス車のレーシング魂
- 8 プジョー ツイート150 ABS スペシャルエディション :軽量スリムで通勤時の心も軽く?
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BMW C650GT:プレミアムに旅するスクーター版のRT
防風性の高い大型カウルに電動シールド、快適な前後シートなどを備えた安楽ツアラー仕様がGT。2輪初のサイドビューアシストも備える。スポーツが蛇腹式の収納ケースなのに対し、フルフェイスが余裕で2つ入る60Lの大容量トランクを採用。’20で新色のシルバーが登場。
BMW C650スポーツ:走りも質感も抜群。BMWらしさ満点だ
’12年に登場した同社初のスクーターがC650 シリーズ。チェーン駆動の270度クランク並列ツインは60psのハイパワーを発生し、トラクションコントロールも搭載。「スポーツ」グレードは、若干前傾するライポジと軽い車重により運動性能が高い。’20では新色の鮮やかな青を投入した。
BMW C400GT:都会を高速道路をクールに駆け抜ける
C400Xをベースに’19で投入されたツアラーバージョン。長距離ランを考慮した大型アッパーカウル&スクリーンを与え、大人のデザインを採用した。逆スラントノーズと4眼LEDヘッドライト、クッション性の高い専用シートも特徴的。トラクションコントロールとETC2.0車載器は標準だ。
BMW C400X:GSテイストが漂うアーバンマキシ
無骨なデザインや、左右非対称のLEDヘッドライトなどGSシリーズを思わせる意匠を散りばめたプレミアムスクーター。φ35mmフォークにBYBRE製ラジアルキャリパーと足まわりも充実している。オプションでフルカラーTFT メーターを用意し、スマホ連動も可能だ。
プジョー ジャンゴシリーズ:旅も遊びもOK。バリエーション豊富
クラシカルなデザインにABS、LED テールランプ、12V 電源ソケットなどを装備し、標準車/スポーツ/ツアラーなど5 つのバリエーションを展開。それぞれに125/150ccがある。車体色も豊富。また、STD/エバージョン/スポーツには50cc版を用意。
プジョー シティスター125シリーズ:フランスで鍛えた足まわり
ヘルメットが2個入る余裕の収納スペースや、欧州の石畳で鍛えられたサスペンションを備えたシリーズ。STDモデルの「スマートモーション」に対し、ショートスクリーンでスポーティな「RS」と「ブラックエディション」は、より高出力なエンジンを搭載している。
プジョー スピードファイトシリーズ:フランス車のレーシング魂
1997年に登場したシリーズの第4世代で、その名の通りスポーティなハンドリングを実現。フランスのレーシングカーを思わせるデザインで、STDの「125」とツーリングカー選手権(TCR)に参戦するレーシングマシン・308TCRにインスパイアされたグラフィックをあしらった「125/50 R-CUP」がラインナップ。
プジョー ツイート150 ABS スペシャルエディション :軽量スリムで通勤時の心も軽く?
前後16インチの大径ホイールで荒れた路面に強く、フロントにABSも装備。限定40台のスペシャルエディションでは大型スクリーンと30Lトップケースを装備する。特別装備を除けば109kgという軽さも特筆すべき点だろう。
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