ハイエンドに匹敵する性能

良コスパのインカム「B+COM ONE」試用インプレッション【上位機種同様の高音質】

  • 2020/4/26
サイン・ハウス B+COM ONE

国内インカムブランドの雄、サイン・ハウスのB+COM(ビーコム)シリーズに、機能充実のプレミアムスタンダードモデル「ONE」が追加された。 異なるマイクで2種類のパッケージが用意されている。果たしてその実力は?

(※本記事は新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発出以前に取材を行ったものであり、宣言期間中の不要不急のバイク走行を推奨する意図はありません)

●文:大屋雄一 ●写真:岡拓

[◯]最上位機と同じ高音質。軽量なのも見逃せない

国内インカムブランドを牽引するサイン・ハウスのB+COM(ビーコム)から、プレミアムスタンダードという位置付けの新製品が登場。

【サイン・ハウス B+COM ONE】●最大通話人数:6人 ●最大通話時間:約12時間 ●充電時間:約2時間 ●ユニバーサル通話:対応 ●価格:2万9700円(2タイプ共通)

ハイエンドモデル・SB6X(シングルユニット:3万8280円)との大きな違いは、「聴きトーク機能」を搭載していないことと、マイクの種類によってパッケージが2つになったことだ。聴きトークとは、オーディオを聴きながらインカム通話ができる機能で、これのない新製品のONEでは切り替え操作が必要になる。とはいえ、主だった機能はほぼ全てSB6Xを踏襲しており、何よりパワフルなアンプと高音質スピーカーによるプレミアムサウンドは、インカム会話ですら違いが分かるほどだ。

チップを一つにして軽量コンパクト化を実現したことも、ONEのポイントだ。本体重量はSB6Xの約60gに対して約43gを公称し、ボディサイズもわずかに小さくなっている。最大6人が簡単にグループ通話できるB+LINKや、スマホと接続したまま他社製インカムとの通話が可能なユニバーサルインターコール・レシーブ機能など、プレミアムを名乗るにふさわしい内容となっている。

マイク別に2種類を設定

サイン・ハウス B+COM ONE

【アームマイクUNIT】ジェットヘル(オープンフェイス)に対応。別売りのワイヤーマイクに交換することも可。

サイン・ハウス B+COM ONE

【ワイヤーマイクUNIT】フルフェイスやシステムヘルメットに対応。こちらもアームマイクに交換することが可能だ。

サイン・ハウス B+COM ONE

ジョグダイヤルボタン式のデバイスボタンなど、基本操作はB+COMシリーズ共通。使い勝手は非常に優秀だ。

サイン・ハウス B+COM ONE

SB6Xと同様にUSBType-Cに対応した防水コネクタを採用。なお、急速充電のパワーデリバリーなどには非対応

サイン・ハウス B+COM ONE

【iPhoneアプリにも対応予定】以前に紹介した専用ソフト「B+COMU」にも対応の予定。ほぼ全ての設定をスマホで行えるもので、特にペアリング情報表示(現在はSB6Xのみ。ONEは今後対応予定)はマスツーリングの必須機能だ。

[△]聴きトークが必要ならSB6Xを選ぶべし

聴きトーク機能を必要とするか否かが大きなポイントに。それと厳密にはバッテリー容量も異なり、連続使用時間にも差があるが、ONEでもインカム通話は最大約12時間なのでほぼ気にしなくていいだろう。

[こんな人におすすめ]SB6Xは高くて買えない。そんな人こそ新製品を!

SB6XのシングルユニットとONEとの差額は8580円。インカムを付けたいけれど……、と悩んでいたライダーにとっては魅力的な値段だろう。何よりSB6Xと同じ高音質サウンドが3万円以下で手に入るというのは実にポイントが高い。

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