YMショートニュース

あおり運転を厳罰化する道交法が今夏から実施予定【ライダーに朗報】

  • 2020/4/6

●まとめ:沼尾宏明

「あおり運転」を新たに規定して罰則を設ける道路交通法改正案が3月3日、閣議決定された。今まであおり運転を直接取り締まる規定はなかったが、法案では「通行を妨害する目的で特定の違反を繰り返すなどの行為」と規定。具体的は「急ブレーキ」「車間距離不保持」「急な車線変更(割り込み)」「左側からの追い越し」「幅寄せや蛇行運転」「ハイビームの継続」「不必要なクラクション、パッシング」「高速道路での最低速度違反、駐停車違反」などが対象となる。罰則は3年以下の懲役または50万円以下の罰金で、高速道路で他車を停止させるなどした場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金。違反点数は15点以上=即免許取り消しで、酒気帯びや酒酔い運転並みに厳しい罰則となる。今国会で成立すれば夏までに実施される。 

ライダーがあおり運転をした場合、もちろん同様の処罰が下される。しかし、バイクはむしろ、あおり運転”される”被害者のケースが多いだろう。その場合、生身で走るライダーには危険が直接降りかかってくる。法改正によって少しでも、あおり運転が減ることを願いたい。 

なお今回の法案では、75歳以上で一定の交通違反をした人に実車試験を義務づけ、合格するまで免許を更新できない制度も導入。安全運転サポート車だけ運転できる免許も新設する。これらは’22年頃までに施行予定だ。

最新の記事

※本記事の内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。

ヌマ王

ヌマ王

記事一覧を見る

ヤングマシン編集部出身の敏腕フリーライター。特にバイクの社会&時事ネタに詳しく、20年以上にわたって特ダネを追い続けている。趣味はユーラシア大陸横断。