1月にホンダの販売店向け商品説明会で姿をキャッチし、3馬力アップ等の情報をお伝えした2020年型CBR250RRだが、モーターサイクルショー出展予定だった車両を撮影した。赤フレームにゴールドホイールを組み合わせた白ボディとトリコロールだ!
●撮影:真弓悟史 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
詳細は公表されなかったが馬力アップは確実! スリッパークラッチも採用
2020年型CBR250RRを撮影する機会を得たので、さっそくその姿をお届けしたい。すでに1月の商品説明会場で撮影されたものはお伝えしているが、今回はスタジオ生撮りでディテールカットも豊富にある。
4気筒250ccのニンジャZX-25Rは45psを超えるとの噂もあり、間もなくインドネシアでの正式発表を控えている。このタイミングで、2気筒250ccスーパースポーツで最速を誇るホンダが強烈なカウンターパンチを用意した格好だ。
従来もクラストップの38psを誇っていたCBR250RRだが、ZX-25Rを迎撃するためにエンジンをブラッシュアップ。公式発表はないものの、関係者によればピストンが更新され、スリッパークラッチも採用しているとのこと。ヤンマシ独自の情報網によれば、これらの変更によりエンジンは+3psの41psを達成しているという。
また、既報通りクイックシフターもオプション設定される。アップ/ダウンの双方向対応だが、価格はまだ明らかになっていない。
マシンはABS仕様のみのラインナップとなる模様で、スタンダードカラーは予想価格84万7000円前後、トリコロールは予想価格88万円前後となる。今回撮影できたのはスタンダードカラーのパールグレアホワイトとグランプリレッド(いわゆるトリコロール)の2台だったが、商品説明会の際にはブラックも展示されていた。気になる発売日は2020年7月中旬予定となっている。
HONDA CBR250RR[2020]
スタンダードカラーは白と黒をラインナップ。トリコロールは3万3000円アップとなりそうだ。
ホワイトは赤の差し色とゴールドのホイールが特徴で、大人っぽさとアグレッシブさを両立。トリコロールもゴールドホイールを採用しているが、こちらのフレームはシルバーとなる。
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